こんにちは!
中村学園大学 栄養科学部3年のねこまるです。
食品や健康に興味があり、栄養士を目指して奮闘中です(^v^)/
栄養士には、調理と同じくらい衛生管理や人の身体の仕組み、病気に関する知識も大切となります。大学では調理実習や実験もたくさんあり実際に体験しながら学んでいます。実習や実験はグループなので、すぐにみんなと仲良くなれて楽しいです♪
高校の化学では名前だけの登場となった器具や試薬なども実際に使用したり、化学の考えも必要だったりするので、高校の授業も大学につながる部分が多いです!
中村学園には「栄養クリニック」という付属医療施設があって、実際に栄養支援をしている現場の見学や、模擬患者さんに対して実際に栄養支援をする実習もあり、現場で必要なスキルを得ることができます☆
栄養士・管理栄養士の資格のほか、栄養教諭や家庭科教諭など教職免許もとることができるようになっていて、学校で先生としてはたらくことができますよ♪
栄養系で教職免許がとれる学校は少ないので、中村の特徴のひとつだと思います!
(実験風景)
3年生になると学外に出て、いよいよ実際の現場で実習を開始します!
実習は、栄養士に必要な「臨地実習ⅰ」、管理栄養士に必要な「臨地実習ⅱ」、さらに、教職免許をとる人に必要な「教育実習」があります。
私は「臨地実習ⅰ」として5月に給食センターで1週間、「臨地実習ⅱ」として10月に保健所で1週間、2月に病院で2週間の実習をしてきました。
5月にあった給食センターでの実習は、数千人分(!)の学校給食をつくりました。
この人数はほかの施設と比べてもかなり多く、浴槽のような大釜や、船をこぐためのオールのように大きいヘラなど、大量調理ならではの器具を使う場面も(・о・)!
このような大人数に食事を出す場合、万が一、食中毒が出た場合はたいへんな被害が…。そのため衛生管理が厳しく行われていました。
また、その日につくった給食についての会議も毎日行われ、良かった点や悪かった点を積極的に話し合い、次の献立に行かされていきます。
給食施設の栄養士さんの役割は、衛生管理の責任者として指導の立場にあります!
初めて行った実習先で衛生管理についてしっかり学ぶことができ、この経験があとの実習でも大いに役立ちました☆
次に、10月は保健所で実習をしてきました。
保健所での栄養士さんは、市民の方に向けた健康についての教室や、給食施設の衛生指導などをされています。保健所で働く場合は、公務員採用試験を合格する必要があるので、はやめの対策が大切!
私が行った10月は、市民の皆さんの健康増進を目的とした「健康フェスティバル」というイベントを行っており、イベントのひとつとして学生カフェを開催しました。
この学生カフェでは、簡単な健康おやつを市民の皆さんの前でデモンストレーションする場面があり、人前で調理をするのははじめてだったので、とっても緊張でした(>_<)
でも、おやつのレシピを市民の皆さんに配っていると、「おいしかったから、家で作ってみますね。」というお言葉や、作り方についての質問もあり、興味をもっていただけてうれしかったです☆
最後の実習は、2月に病院に行ってきました。
病院では、患者さんに出す食事に関する業務や、患者さんの栄養管理などが行われています。午前中は、調理場に入り栄養士さんや調理員さんと一緒に作業です!
ただ食事を作るのではなく、注文した食材がきちんと来ているかの点検や、残ってしまった食事から、患者さんがきちんと食べているかの確認作業も行います。
午後は、管理栄養士の先生と一緒に病床をまわり嗜好調査などを行います。この調査では、患者さん一人ひとりを訪ねて、量が多くないか、おいしかったかなどをお聞きします。
少し驚いたのは、患者さんの食べ物の好き嫌いも聞いてくれるということ!
たとえばバナナが嫌いな場合、果物でバナナが出るときには、別のものに変えてもらえるのです(@_@)!
これは、患者さんに必要な栄養をとってもらうための工夫だと教えていただきました。
提供した食事が好みでないことが原因で残してしまうと、患者さんは栄養が不足して、傷の回復が遅れたり、病気が悪化したりしてしまうことがあるそうです。
それを避けるため、できる限り食べてもらえるように考えられていることがわかりました。
他にも病院では、勉強会やカンファレンスなどがあり、医師や看護師の方など病院のスタッフ全体がチームで協力する場面が多いことが印象的でした。それぞれが、自分の専門性を活かすことで、患者さんを違った角度から見ることができ、最も適したケアが行えるのだなと感じました。
(授業で使う教科書)
これまで様々な実習をしてきましたが栄養士という職は、はたらく場所で業務内容が異なるという印象を受けました。食べることは生きる上で必要なことであるとともに、楽しみにしている人もたくさんいることを再認識しました。
まずは、管理栄養士の国家試験に向けて勉強、そして、将来は自分の行動が人に求められるような栄養士として活躍することを目標に、向上心をもって過ごしていきたいと思います(^о^)/
中村学園大学 栄養科学部3年のねこまるです。
食品や健康に興味があり、栄養士を目指して奮闘中です(^v^)/
栄養士には、調理と同じくらい衛生管理や人の身体の仕組み、病気に関する知識も大切となります。大学では調理実習や実験もたくさんあり実際に体験しながら学んでいます。実習や実験はグループなので、すぐにみんなと仲良くなれて楽しいです♪
高校の化学では名前だけの登場となった器具や試薬なども実際に使用したり、化学の考えも必要だったりするので、高校の授業も大学につながる部分が多いです!
中村学園には「栄養クリニック」という付属医療施設があって、実際に栄養支援をしている現場の見学や、模擬患者さんに対して実際に栄養支援をする実習もあり、現場で必要なスキルを得ることができます☆
栄養士・管理栄養士の資格のほか、栄養教諭や家庭科教諭など教職免許もとることができるようになっていて、学校で先生としてはたらくことができますよ♪
栄養系で教職免許がとれる学校は少ないので、中村の特徴のひとつだと思います!
(実験風景)
3年生になると学外に出て、いよいよ実際の現場で実習を開始します!
実習は、栄養士に必要な「臨地実習ⅰ」、管理栄養士に必要な「臨地実習ⅱ」、さらに、教職免許をとる人に必要な「教育実習」があります。
私は「臨地実習ⅰ」として5月に給食センターで1週間、「臨地実習ⅱ」として10月に保健所で1週間、2月に病院で2週間の実習をしてきました。
5月にあった給食センターでの実習は、数千人分(!)の学校給食をつくりました。
この人数はほかの施設と比べてもかなり多く、浴槽のような大釜や、船をこぐためのオールのように大きいヘラなど、大量調理ならではの器具を使う場面も(・о・)!
このような大人数に食事を出す場合、万が一、食中毒が出た場合はたいへんな被害が…。そのため衛生管理が厳しく行われていました。
また、その日につくった給食についての会議も毎日行われ、良かった点や悪かった点を積極的に話し合い、次の献立に行かされていきます。
給食施設の栄養士さんの役割は、衛生管理の責任者として指導の立場にあります!
初めて行った実習先で衛生管理についてしっかり学ぶことができ、この経験があとの実習でも大いに役立ちました☆
次に、10月は保健所で実習をしてきました。
保健所での栄養士さんは、市民の方に向けた健康についての教室や、給食施設の衛生指導などをされています。保健所で働く場合は、公務員採用試験を合格する必要があるので、はやめの対策が大切!
私が行った10月は、市民の皆さんの健康増進を目的とした「健康フェスティバル」というイベントを行っており、イベントのひとつとして学生カフェを開催しました。
この学生カフェでは、簡単な健康おやつを市民の皆さんの前でデモンストレーションする場面があり、人前で調理をするのははじめてだったので、とっても緊張でした(>_<)
でも、おやつのレシピを市民の皆さんに配っていると、「おいしかったから、家で作ってみますね。」というお言葉や、作り方についての質問もあり、興味をもっていただけてうれしかったです☆
最後の実習は、2月に病院に行ってきました。
病院では、患者さんに出す食事に関する業務や、患者さんの栄養管理などが行われています。午前中は、調理場に入り栄養士さんや調理員さんと一緒に作業です!
ただ食事を作るのではなく、注文した食材がきちんと来ているかの点検や、残ってしまった食事から、患者さんがきちんと食べているかの確認作業も行います。
午後は、管理栄養士の先生と一緒に病床をまわり嗜好調査などを行います。この調査では、患者さん一人ひとりを訪ねて、量が多くないか、おいしかったかなどをお聞きします。
少し驚いたのは、患者さんの食べ物の好き嫌いも聞いてくれるということ!
たとえばバナナが嫌いな場合、果物でバナナが出るときには、別のものに変えてもらえるのです(@_@)!
これは、患者さんに必要な栄養をとってもらうための工夫だと教えていただきました。
提供した食事が好みでないことが原因で残してしまうと、患者さんは栄養が不足して、傷の回復が遅れたり、病気が悪化したりしてしまうことがあるそうです。
それを避けるため、できる限り食べてもらえるように考えられていることがわかりました。
他にも病院では、勉強会やカンファレンスなどがあり、医師や看護師の方など病院のスタッフ全体がチームで協力する場面が多いことが印象的でした。それぞれが、自分の専門性を活かすことで、患者さんを違った角度から見ることができ、最も適したケアが行えるのだなと感じました。
(授業で使う教科書)
これまで様々な実習をしてきましたが栄養士という職は、はたらく場所で業務内容が異なるという印象を受けました。食べることは生きる上で必要なことであるとともに、楽しみにしている人もたくさんいることを再認識しました。
まずは、管理栄養士の国家試験に向けて勉強、そして、将来は自分の行動が人に求められるような栄養士として活躍することを目標に、向上心をもって過ごしていきたいと思います(^о^)/