こんにちは!久留米大学4年生のはるなです。
今回は私が参加している久留米大学文学部産学連携プロジェクトのひとつ、「はじめてのくるめかすり(久留米絣)」の活動について紹介していきます(^^♪
文学部産学連携プロジェクトとは?
文学部産学連携プロジェクトとは、文学部の学生たちが社会とかかわり、将来の糧にしようというものです。その内容はというと…「酒活プロジェクト」とよばれる地元酒蔵とのコラボ、「スイーツプロジェクト」として久留米市内で展開している製菓店「銀のすぷーん」とのコラボなどがあります!
そのプロジェクトの一環として「はじめてのくるめかすり」として久留米をはじめとする筑後地方(福岡県の南部の方)で生産されている久留米絣のよさを広める活動として2015年にスタートしました!
「はじめてのくるめかすり」に参加した理由
私が「はじめてのくるめかすり」に参加した理由は文学部の友だちに「一緒に参加しない?」と言われたのがきっかけでした。それだけではなく、私自身久留米絣のことはある程度知っていて着物などの「和」テイストのものが好きだから、という理由もありましたが(;・∀・)
久留米絣って??
そもそも絣とは、白地や藍染め地に十字や細かい線などをちりばめた幾何学模様が特徴的な着物を総称です。久留米絣は日本三大絣のひとつに数えられており、国の無形重要文化財に指定されています。久留米市をはじめとする筑後地方に久留米絣制作にかかわるお店が数多くあります。
創始者は井上伝さんという当時12歳の女の子です。彼女は自分の衣服にできた模様に気づき、糸を解きその仕組みを探りました。そうです!久留米絣って偶然できたものなんですよね!…「ヘンな模様だなー」といってほったらかしにしないのがさすが歴史に残る人物です。
伝さんはその偶然できた模様がどのようにしてできたものなのかと考え、久留米を代表する「からくり儀右衛門」こと田中久重の協力もあり、それを見事に再現しました。その瞬間に久留米絣は誕生しました!!
「はじめてのくるめかすり」2015で行ったこと。
2015年度のプロジェクトは全3回ありました。
第1回は6月27日に西鉄久留米近くの一番街にて行われました。久留米絣の商品を取り扱う「風のおくりもの」で着付けをしていただき、着付けの方法、着物を着た際の立ち振る舞いを学びました。着付けをしてくださったみなさんはたいへん手際がよく、帯も一人一人綺麗に結んでいただきました。
私は昨年の活動のときに久留米絣を初めて着ました(‘ω’)地元出身にも関わらず、着たことがなかったんですよね~。
久留米絣を着てみるとさらりとしていてとても着心地がよかったです。「風のおくりもの」では久留米絣でできた着物、反物はもちろんのことコースター、Yシャツ、小銭入れなど実用性の高い商品が揃っていました。
着付けの後は友人とともに一番街を散策しつつ、気になったお店に立ち寄るなどしました。また開催日が土曜夜市の時期と重なっていたため、夕方頃には屋台がちらほら出店し始めて賑わいを見せていました。着物を着ての散策ということで当初は雰囲気に合わないのではないかと思いました。ですが、季節柄、着物や浴衣を着ている人もいたため、意外にも街中で目立つことはあまりなく商店街の風景としっかり溶け込んでいたのではと思います。
次は第2回について…と言いたいところですが実は第2回に関しては所用のため参加ができませんでした…ホントに参加したかった…( ;∀;)
ちなみに第2回は8月10日に久留米市田主丸町にある「藍生庵」を訪問し、染めの工程を見学させていただいたそうです。
続いて第3回は、11月18日に過去2回の体験を踏まえての発表会を開催しました。「はじめてのくるめかすり」の関係者の方々、一般の来場者に向けて久留米絣の歴史、商品開発、特徴など5つのグループに分かれて発表を行いました。
私たちのグループでは久留米絣の特徴である染めについて調べ、発表しました。
染めには2種類あり「天然藍」と「化学染料」があります。久留米絣古来の染めは「天然藍」の方です。「天然藍」は、藍染の原料の「すくも」という藍の葉っぱを乾燥させ、水を加えて3ヵ月ほど発酵させます。その「すくも」は水に溶けないものなので藍建(あいだて)という「すくも」を水に溶ける性質に変える作業を行います。そのため、「天然藍」は時間と手間がかかります。
全3回を通して、久留米絣のことを参加前より深く知ることができました。
「はじめてのくるめかすり」に参加してみて
当初はグループメンバーがお互いに初対面だったこともあり、なかなかまとまりませんでした。そこで私が橋渡し役としてメンバー間の連絡を取り持ちました。
その後はメンバーがそれぞれ協力してくれたので発表は成功し、第3回の発表を無事に締めることができました。
今回学んだことは久留米絣の伝統や展望といった知識面だけでなく、協調性や自分から進んで行動する力が得られたと思います。今までは特に「自分から積極的に動く」ことを避けてきたので、今回のプロジェクトの参加したことでその積極性が培われたと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今回は私が参加している久留米大学文学部産学連携プロジェクトのひとつ、「はじめてのくるめかすり(久留米絣)」の活動について紹介していきます(^^♪
文学部産学連携プロジェクトとは?
文学部産学連携プロジェクトとは、文学部の学生たちが社会とかかわり、将来の糧にしようというものです。その内容はというと…「酒活プロジェクト」とよばれる地元酒蔵とのコラボ、「スイーツプロジェクト」として久留米市内で展開している製菓店「銀のすぷーん」とのコラボなどがあります!
そのプロジェクトの一環として「はじめてのくるめかすり」として久留米をはじめとする筑後地方(福岡県の南部の方)で生産されている久留米絣のよさを広める活動として2015年にスタートしました!
「はじめてのくるめかすり」に参加した理由
私が「はじめてのくるめかすり」に参加した理由は文学部の友だちに「一緒に参加しない?」と言われたのがきっかけでした。それだけではなく、私自身久留米絣のことはある程度知っていて着物などの「和」テイストのものが好きだから、という理由もありましたが(;・∀・)
久留米絣って??
そもそも絣とは、白地や藍染め地に十字や細かい線などをちりばめた幾何学模様が特徴的な着物を総称です。久留米絣は日本三大絣のひとつに数えられており、国の無形重要文化財に指定されています。久留米市をはじめとする筑後地方に久留米絣制作にかかわるお店が数多くあります。
創始者は井上伝さんという当時12歳の女の子です。彼女は自分の衣服にできた模様に気づき、糸を解きその仕組みを探りました。そうです!久留米絣って偶然できたものなんですよね!…「ヘンな模様だなー」といってほったらかしにしないのがさすが歴史に残る人物です。
伝さんはその偶然できた模様がどのようにしてできたものなのかと考え、久留米を代表する「からくり儀右衛門」こと田中久重の協力もあり、それを見事に再現しました。その瞬間に久留米絣は誕生しました!!
「はじめてのくるめかすり」2015で行ったこと。
2015年度のプロジェクトは全3回ありました。
第1回は6月27日に西鉄久留米近くの一番街にて行われました。久留米絣の商品を取り扱う「風のおくりもの」で着付けをしていただき、着付けの方法、着物を着た際の立ち振る舞いを学びました。着付けをしてくださったみなさんはたいへん手際がよく、帯も一人一人綺麗に結んでいただきました。
私は昨年の活動のときに久留米絣を初めて着ました(‘ω’)地元出身にも関わらず、着たことがなかったんですよね~。
久留米絣を着てみるとさらりとしていてとても着心地がよかったです。「風のおくりもの」では久留米絣でできた着物、反物はもちろんのことコースター、Yシャツ、小銭入れなど実用性の高い商品が揃っていました。
着付けの後は友人とともに一番街を散策しつつ、気になったお店に立ち寄るなどしました。また開催日が土曜夜市の時期と重なっていたため、夕方頃には屋台がちらほら出店し始めて賑わいを見せていました。着物を着ての散策ということで当初は雰囲気に合わないのではないかと思いました。ですが、季節柄、着物や浴衣を着ている人もいたため、意外にも街中で目立つことはあまりなく商店街の風景としっかり溶け込んでいたのではと思います。
次は第2回について…と言いたいところですが実は第2回に関しては所用のため参加ができませんでした…ホントに参加したかった…( ;∀;)
ちなみに第2回は8月10日に久留米市田主丸町にある「藍生庵」を訪問し、染めの工程を見学させていただいたそうです。
続いて第3回は、11月18日に過去2回の体験を踏まえての発表会を開催しました。「はじめてのくるめかすり」の関係者の方々、一般の来場者に向けて久留米絣の歴史、商品開発、特徴など5つのグループに分かれて発表を行いました。
私たちのグループでは久留米絣の特徴である染めについて調べ、発表しました。
染めには2種類あり「天然藍」と「化学染料」があります。久留米絣古来の染めは「天然藍」の方です。「天然藍」は、藍染の原料の「すくも」という藍の葉っぱを乾燥させ、水を加えて3ヵ月ほど発酵させます。その「すくも」は水に溶けないものなので藍建(あいだて)という「すくも」を水に溶ける性質に変える作業を行います。そのため、「天然藍」は時間と手間がかかります。
全3回を通して、久留米絣のことを参加前より深く知ることができました。
「はじめてのくるめかすり」に参加してみて
当初はグループメンバーがお互いに初対面だったこともあり、なかなかまとまりませんでした。そこで私が橋渡し役としてメンバー間の連絡を取り持ちました。
その後はメンバーがそれぞれ協力してくれたので発表は成功し、第3回の発表を無事に締めることができました。
今回学んだことは久留米絣の伝統や展望といった知識面だけでなく、協調性や自分から進んで行動する力が得られたと思います。今までは特に「自分から積極的に動く」ことを避けてきたので、今回のプロジェクトの参加したことでその積極性が培われたと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!