大学生になると、どんなことができるのか?それは人それぞれ。今までやってみたかったことをより深く追求したり、新しい人・出来事との出会いの中で何かを始めてみたり。大学生は自分で考え、積極的にチャレンジすることで、高校生の頃とは違った大きな可能性が広がります。そんな大学生の活躍の様子を「大学MVS ~Most Valuable Student~」と題したシリーズで紹介します。
私は、商学部の佐藤ゼミに所属しており、主にマーケティングについて学んでいます。先日、ゼミ活動の一貫として、博多駅近くの商業施設との産学連携を行い、ハロウィンイベントを企画しました。企画の初期段階では、実際に商業施設へ行き、現場の課題点を調査することから始めました。調査の結果、お客様が1、2階に集中しているという課題が見つかりました。そこで、お客様をより上層階に誘導・回遊させるべく、スタンプラリー方式を採用しました。さらに、商業施設の方々から、学生である私たちが企画することで、学生らしさを出して欲しいというご指摘をいただき、スタンプラリー方式のハロウィンイベントを行うことにしました。
私たちはこれまでイベント企画の経験もなく、苦労することも多くありました。社会人の方々にメールや電話などで連絡を取る際のビジネスマナーといった初歩的なことや、企画全体のスケジュール管理、予算管理などは特に苦労しました。しかし、先生や商業施設の方々にサポートをしていただき、なんとかイベントを成功させることができました。今後は、イベント時と通常時の売り上げを比較し、回遊と購買の関係についての分析を進めていく予定です。
今回の産学連携イベントでは、今まで学んできたマーケティングの知識をアウトプットする絶好の機会となりました。また、実際の社会人の方々と関わることで、自らの未熟さを知る良いきっかけにもなりました。
私は現在、11月に大阪で行われる学術研究発表会に向けて準備を進めています。研究テーマは、カリギュラ効果という心理状態です。
カリギュラ効果とは、「~な人は買わないでください」のように、あえて禁止をする言葉を入れることで、禁止されたにもかかわらず、禁止された行動をとるというものです。この効果を検証するため、実際にコンビニの店舗に数パターンのPOPを掲示し、実験を行いました。結果は、数パターンのPOPの中でも、禁止の表現を入れたPOPが最も売り上げが高く、カリギュラ効果を裏付けるものとなりました。現在は、その結果から様々な要因を探っている段階です。この要因を探ることによって、どのような言葉が消費者に伝わり、そして、購買につながるのかを突き詰めていきたいと考えています。
本学は、学内の教育に関する優れた取組みを育てる制度「教育インキュベートプログラム」を用意。この制度を活用して教職員が、学生を“育てる”プログラムを企画し、実施しています。現在、地域連携や企業との産学連携、学生の海外派遣・海外インターンシップ、スチューデントアシスタントを活用した学習支援など、26件のプログラムが実施されています。本プログラムに参加した学生は、授業内外で多様な能力を身につけています。
本学の商学部は、あらゆるビジネスにおいて重要な「ヒト、モノ、カネ、情報」について多面的な知識を修得。特に、西久保さんが所属する経営学科では「ヒト、情報」の面と企業経営に重点を置き、経営を行う人や組織の問題及び経営判断するための情報をどう捉えて扱うかについて学びます。世界的な企業の歴史や近年のビジネストレンドなど、実社会に即した授業内容は興味深く、広い視野と主体的にビジネスを思考する力が自ずと高まります。
◎本学は、以下の4つを教育の特色としています。
【キリスト教教育】:キリスト教精神を教育の基本とし、「キリスト教学」、「チャペルアワー」など独自のカリキュラムを設け、良心的な人格の形成を目指しています。また、宗教部グループの学生による課外活動(チャペルクワイア<聖歌隊>など)も行なわれています。
【国際性】:21カ国65大学への海外派遣留学をはじめ、私費留学の支援、短期語学研修など、グローバル社会に対応したオリジナルのプログラムを用意しています。
【少人数教育】:1・2年次のクラス制、専門科目、3・4年次のゼミで少人数制を採用しています。学生と教員とのふれあいや対話を通じて、学力だけでなく、コミュニケーション能力や人間関係力が培われます。
【語学教育・情報処理教育】:最新機器や豊富な語学関連教材を備えた言語教育センターや、情報処理技術の習得が可能な情報処理センターなど、充実した教育環境でスキルアップできます。
西南学院大学 商学部 経営学科3年 西久保 太郎さん
●マーケティングの知識を、イベントでアウトプット!
私は、商学部の佐藤ゼミに所属しており、主にマーケティングについて学んでいます。先日、ゼミ活動の一貫として、博多駅近くの商業施設との産学連携を行い、ハロウィンイベントを企画しました。企画の初期段階では、実際に商業施設へ行き、現場の課題点を調査することから始めました。調査の結果、お客様が1、2階に集中しているという課題が見つかりました。そこで、お客様をより上層階に誘導・回遊させるべく、スタンプラリー方式を採用しました。さらに、商業施設の方々から、学生である私たちが企画することで、学生らしさを出して欲しいというご指摘をいただき、スタンプラリー方式のハロウィンイベントを行うことにしました。
私たちはこれまでイベント企画の経験もなく、苦労することも多くありました。社会人の方々にメールや電話などで連絡を取る際のビジネスマナーといった初歩的なことや、企画全体のスケジュール管理、予算管理などは特に苦労しました。しかし、先生や商業施設の方々にサポートをしていただき、なんとかイベントを成功させることができました。今後は、イベント時と通常時の売り上げを比較し、回遊と購買の関係についての分析を進めていく予定です。
今回の産学連携イベントでは、今まで学んできたマーケティングの知識をアウトプットする絶好の機会となりました。また、実際の社会人の方々と関わることで、自らの未熟さを知る良いきっかけにもなりました。
●実験を通じて、消費者の購買心理を研究!
私は現在、11月に大阪で行われる学術研究発表会に向けて準備を進めています。研究テーマは、カリギュラ効果という心理状態です。
カリギュラ効果とは、「~な人は買わないでください」のように、あえて禁止をする言葉を入れることで、禁止されたにもかかわらず、禁止された行動をとるというものです。この効果を検証するため、実際にコンビニの店舗に数パターンのPOPを掲示し、実験を行いました。結果は、数パターンのPOPの中でも、禁止の表現を入れたPOPが最も売り上げが高く、カリギュラ効果を裏付けるものとなりました。現在は、その結果から様々な要因を探っている段階です。この要因を探ることによって、どのような言葉が消費者に伝わり、そして、購買につながるのかを突き詰めていきたいと考えています。
西南学院大学ってどんな大学?<大学担当者から>
●教育インキュベートプログラムで多様な能力を育てる!
本学は、学内の教育に関する優れた取組みを育てる制度「教育インキュベートプログラム」を用意。この制度を活用して教職員が、学生を“育てる”プログラムを企画し、実施しています。現在、地域連携や企業との産学連携、学生の海外派遣・海外インターンシップ、スチューデントアシスタントを活用した学習支援など、26件のプログラムが実施されています。本プログラムに参加した学生は、授業内外で多様な能力を身につけています。
本学の商学部は、あらゆるビジネスにおいて重要な「ヒト、モノ、カネ、情報」について多面的な知識を修得。特に、西久保さんが所属する経営学科では「ヒト、情報」の面と企業経営に重点を置き、経営を行う人や組織の問題及び経営判断するための情報をどう捉えて扱うかについて学びます。世界的な企業の歴史や近年のビジネストレンドなど、実社会に即した授業内容は興味深く、広い視野と主体的にビジネスを思考する力が自ずと高まります。
●大学からのメッセージ「キリスト教教育を基盤に、国際感覚と人間力を磨く!」
◎本学は、以下の4つを教育の特色としています。
【キリスト教教育】:キリスト教精神を教育の基本とし、「キリスト教学」、「チャペルアワー」など独自のカリキュラムを設け、良心的な人格の形成を目指しています。また、宗教部グループの学生による課外活動(チャペルクワイア<聖歌隊>など)も行なわれています。
【国際性】:21カ国65大学への海外派遣留学をはじめ、私費留学の支援、短期語学研修など、グローバル社会に対応したオリジナルのプログラムを用意しています。
【少人数教育】:1・2年次のクラス制、専門科目、3・4年次のゼミで少人数制を採用しています。学生と教員とのふれあいや対話を通じて、学力だけでなく、コミュニケーション能力や人間関係力が培われます。
【語学教育・情報処理教育】:最新機器や豊富な語学関連教材を備えた言語教育センターや、情報処理技術の習得が可能な情報処理センターなど、充実した教育環境でスキルアップできます。