大学生になると、どんなことができるのか?それは人それぞれ。今までやってみたかったことをより深く追求したり、新しい人・出来事との出会いの中で何かを始めてみたり。大学生は自分で考え、積極的にチャレンジすることで、高校生の頃とは違った大きな可能性が広がります。そんな大学生の活躍の様子を「大学MVS ~Most Valuable Student~」と題したシリーズで紹介します。
私は、2016年3月、ニューヨークの国連本部で開催された「国連 女性の地位委員会」に、日本BPW連合会(BPW:Business and Professional Women)※の学生インターンとして、政府関係者の方たちと共に参加しました。
私は1年ほど前までは、「男は外で働いて、女は家庭を守るべき」という先入観のもと、将来は専業主婦になりたいと考えていました。しかし、大学3年時のゼミで秋枝簫子先生について書かれた『後に続く女性たちへ』という本を読み、私の考えは180度変わりました。同時に、過去の私を含めた多くの人たちが、男女の役割分担に対して先入観を抱いていることに危機感を感じました。
どうすれば女性が輝ける社会を実現できるのか?私たちにできることは何なのか?これらのヒントを掴むために、「国連 女性の地位委員会」への参加を決意しました。
実際に参加して、「女性の地位向上」のために世界中から集まった参加者一人ひとりの「世界を変えていこう!」という熱い想いに圧倒されました。また、国連での会議やイベント、他国の学生との交流などから、日本がこの分野でいかに「後進国」であるか、さらに「意識改革」が極めて重要であるかを学びました。
そして、私にできることはニューヨークでの学びと経験を多くの人々に伝えることだと考え、帰国後には大学の開学式典や北九州女性フォーラムなどに出席し、スピーチをしました。
※日本BPW連合会:働く女性たちの社会的地位の向上、職場環境の改善と整備をめざして活動する女性のNGO団体(国際組織BPW International加盟)
「男女ともに家庭も仕事も大切にできる社会の実現」、これが私の現在の目標です。キャリアもライフイベントも、男女が等しく本当に望む選択肢を選ぶことができ、それを周りも快くバックアップしてくれる社会を実現したいと考えています。
そこで現在は、子育てに優しい「家庭・職場・地域」の環境づくりに取り組むLogista株式会社にて、長期インターンシップに取り組んでいます。「仕事も家庭も大切にしたい学生を応援する」というミッションを自ら設定し、夫婦のロールモデル記事の取材・執筆をはじめ、仕事も家庭も大切にする働き方のロールモデルをゲストに招き、卒業後の自分について皆で考える「オトナの家庭科」という学生向けイベントの企画運営などに注力しています。
今後も私は活動を続け、自分の周りから少しずつでも、日本の男女共同参画社会をより良い方向に導きたいと考えています。
福岡女子大学は、学科問わず国際教育を重視しており、AEP(学術英語プログラム)では、少人数制・習熟度別で、英語での小論文やプレゼンテーションができる英語力を育成。短期・長期の留学、語学研修、海外体験学習などの支援も積極的に行っています。
現在、世界19ヵ国・地域28大学と協定を結び、2015年度には161名の学生を海外に派遣。本学ならではの充実した国際教育は、村嶋さんが参加したインターンシップでも活かされました。
さらに、国際文理学部の1学部、国際教養学科/環境科学科/食・健康学科の3学科を擁する本学では、学部共通科目のほか、他学科の専門科目も履修できる文理統合教育を実施。ジェンダー教育の授業も盛んです。村嶋さんの価値観を変えた本学名誉教授の秋枝蕭子氏の本との出会いも、文理統合教育ならではの成果のひとつ。どの学科を専攻しても、さまざまな学問分野から学ぶことができ、多様なものの見方・考え方を身につけることができます。
福岡女子大学は、地域やアジア・世界の女性に開かれた交流拠点として、平成22年より新キャパスを順次整備。(平成29年完成予定)。いっそう充実した設備を整えた講義棟・研究棟はもとより、木の温もりを感じられる図書館は約20万冊余の蔵書があり、地域社会の文化・情報センターとして一般の方々にも公開しています。
さらに、本学には7つの特色があります。
・留学生と日本人学生が共に暮らす学生寮(初年次は全寮制)
・少人数、習熟度別に英語の授業を行う『英語教育の重視』
・海外大学との提携、留学生の受け入れ
・国内・海外での充実した体験学習
・様々な学問分野を学べる『共通基盤科目の充実』
・大学における基礎的な学習スキルを身につける『ファーストイヤー・ゼミ』
・4年間専任教員によるサポート『アカデミック・アドバイザーシステム』
充実した教育環境を備える福岡女子大学は、学びの幅を広げ、さまざまな問題を解決する力を育成し、新しい教育で次代の女性リーダーの育成を目指しています。
福岡女子大学 国際文理学部 国際教養学科4年 村嶋 祐佳さん
●私の考えを180度変えたゼミ!
私は、2016年3月、ニューヨークの国連本部で開催された「国連 女性の地位委員会」に、日本BPW連合会(BPW:Business and Professional Women)※の学生インターンとして、政府関係者の方たちと共に参加しました。
私は1年ほど前までは、「男は外で働いて、女は家庭を守るべき」という先入観のもと、将来は専業主婦になりたいと考えていました。しかし、大学3年時のゼミで秋枝簫子先生について書かれた『後に続く女性たちへ』という本を読み、私の考えは180度変わりました。同時に、過去の私を含めた多くの人たちが、男女の役割分担に対して先入観を抱いていることに危機感を感じました。
どうすれば女性が輝ける社会を実現できるのか?私たちにできることは何なのか?これらのヒントを掴むために、「国連 女性の地位委員会」への参加を決意しました。
実際に参加して、「女性の地位向上」のために世界中から集まった参加者一人ひとりの「世界を変えていこう!」という熱い想いに圧倒されました。また、国連での会議やイベント、他国の学生との交流などから、日本がこの分野でいかに「後進国」であるか、さらに「意識改革」が極めて重要であるかを学びました。
そして、私にできることはニューヨークでの学びと経験を多くの人々に伝えることだと考え、帰国後には大学の開学式典や北九州女性フォーラムなどに出席し、スピーチをしました。
※日本BPW連合会:働く女性たちの社会的地位の向上、職場環境の改善と整備をめざして活動する女性のNGO団体(国際組織BPW International加盟)
●男女共同参画社会をより良い方向に導きたい!
「男女ともに家庭も仕事も大切にできる社会の実現」、これが私の現在の目標です。キャリアもライフイベントも、男女が等しく本当に望む選択肢を選ぶことができ、それを周りも快くバックアップしてくれる社会を実現したいと考えています。
そこで現在は、子育てに優しい「家庭・職場・地域」の環境づくりに取り組むLogista株式会社にて、長期インターンシップに取り組んでいます。「仕事も家庭も大切にしたい学生を応援する」というミッションを自ら設定し、夫婦のロールモデル記事の取材・執筆をはじめ、仕事も家庭も大切にする働き方のロールモデルをゲストに招き、卒業後の自分について皆で考える「オトナの家庭科」という学生向けイベントの企画運営などに注力しています。
今後も私は活動を続け、自分の周りから少しずつでも、日本の男女共同参画社会をより良い方向に導きたいと考えています。
福岡女子大学ってどんな大学?<大学担当者から>
●英語力の育成はもちろん、全学科で国際教育を推進!
福岡女子大学は、学科問わず国際教育を重視しており、AEP(学術英語プログラム)では、少人数制・習熟度別で、英語での小論文やプレゼンテーションができる英語力を育成。短期・長期の留学、語学研修、海外体験学習などの支援も積極的に行っています。
現在、世界19ヵ国・地域28大学と協定を結び、2015年度には161名の学生を海外に派遣。本学ならではの充実した国際教育は、村嶋さんが参加したインターンシップでも活かされました。
さらに、国際文理学部の1学部、国際教養学科/環境科学科/食・健康学科の3学科を擁する本学では、学部共通科目のほか、他学科の専門科目も履修できる文理統合教育を実施。ジェンダー教育の授業も盛んです。村嶋さんの価値観を変えた本学名誉教授の秋枝蕭子氏の本との出会いも、文理統合教育ならではの成果のひとつ。どの学科を専攻しても、さまざまな学問分野から学ぶことができ、多様なものの見方・考え方を身につけることができます。
●大学からのメッセージ「充実した教育環境で、次代の女性リーダーを育成!」
福岡女子大学は、地域やアジア・世界の女性に開かれた交流拠点として、平成22年より新キャパスを順次整備。(平成29年完成予定)。いっそう充実した設備を整えた講義棟・研究棟はもとより、木の温もりを感じられる図書館は約20万冊余の蔵書があり、地域社会の文化・情報センターとして一般の方々にも公開しています。
さらに、本学には7つの特色があります。
・留学生と日本人学生が共に暮らす学生寮(初年次は全寮制)
・少人数、習熟度別に英語の授業を行う『英語教育の重視』
・海外大学との提携、留学生の受け入れ
・国内・海外での充実した体験学習
・様々な学問分野を学べる『共通基盤科目の充実』
・大学における基礎的な学習スキルを身につける『ファーストイヤー・ゼミ』
・4年間専任教員によるサポート『アカデミック・アドバイザーシステム』
充実した教育環境を備える福岡女子大学は、学びの幅を広げ、さまざまな問題を解決する力を育成し、新しい教育で次代の女性リーダーの育成を目指しています。