「歯医者さんってコンビニよりも多いんでしょ!?」
「歯科医師になったら私の虫歯、治してくれない?」
「そもそも歯医者さんって何するの?」
このような質問を地元の中・高の同級生が集まったときによく聞かれます。ホントに毎回のごとく聞かれます(笑)
どうもこんにちは!福岡歯科大学5年のゆうです!
いきなりですが、みなさんも歯科について考えてみてください。皆さんもおそらくは僕の友達が述べたようなことを考えると思います。それが普通です(笑)正直、僕も福岡歯科大学に入学するまでそんな感じでした(笑)
それではここで、まだまだ歯科医師のタマゴ(歯学部生)の僕ですが今まで学んできたことを基に、“歯の世界=歯学部”について少し説明しますね!
まず歯医者さんって虫歯を治療するだけだと思っていませんか??確かに虫歯の治療もしますよ!でもそれだけではないんです。
歯医者では・・・
・おじいちゃん、おばあちゃんなどの高齢者をはじめ、自分の歯が無くなった人などに入れ歯を作っている。
・歯並びが悪いと矯正する。
・親知らずが痛いと抜歯する。
確かにこれらは歯医者さんでやっていることとして想像できそうなことですよね。
では、こんなことは知っていますか??
・肺炎になるリスクを下げている。
・舌癌(せつがん)の摘出手術をしている。
・糖尿病の治療を連携して行っている。
これらのことを知っていたでしょうか?知っているなら歯学について少し興味がある人なのかもしれませんね!
そう、今の時代の歯医者さんは「口の中」を見るだけではないんです!口の中以外の様々なことを把握できる歯科医師が必要になっているのです。
今の日本を考えてみてください。世界でも類を見ない超高齢社会を迎えた日本。寿命も延びて、今後もっともっとご高齢の方が多くなる日本。
確かに、ご高齢の方でも元気な方はいらっしゃいます。しかし、皆が皆、元気ピンピンという訳ではないですよね。大体の方は、年を重ねる毎に身体の不調を訴えることも多くなってきます。
僕は福岡歯科大学のカリキュラムである「訪問歯科実習(介護施設や老人ホームなどに歯科医師が出向いて歯科治療を行うこと)」で介護施設に行った時、あることに気づきました。「ご飯を食べる事が唯一の楽しみだよ」と言っている人でもご飯を食べるとき、飲み込むのが大変そうにしている入居者さんが大勢いることでした。
これをご覧になっている皆さんは食べ物や飲み物が気管に入ってむせたり、咳き込んだりしたことはないですか?おそらくあると思います。あれって苦しいですよね。涙出てきますよね。若い僕たちでも苦しいのにお年寄りの方が同じことになると・・・大変ですよね。
また、お年寄りの方は飲み込む力だけではなく、咳をする力も衰えます。咳することで異物を肺から出すのですが、その力が弱まると異物が肺に入ったままで、それが細菌感染を引き起こして肺炎になってしまうのです。これがいわゆる「誤嚥性(ごえんせい)肺炎」と呼ばれるものです。
今や肺炎は日本で脳疾患、心疾患に次ぐ3番目の死因です。(最近では肺炎予防のCMもあり、世間の注目度も高い気がします。)それでは肺炎を減らしていくためには飲み込む力や機能の衰えを改善しなければなりませんよね。それを改善する役割を、今後の歯科医師が担っていかなければなりません。
だから嚥下(えんげ・食べ物を飲み込む)をする仕組みや嚥下(えんげ)機能を正常に保つような訓練など口の中以外のことを知っておき、それを役に立てることができる歯科医師が必要なのです。
今は歯科医師が過剰だと言われていますが、現在の歯科医師の約半数は50歳以上で今後、次第に歯科医師数は減少していきます。歯科医師の数は格段に減ってしまいます。それなのに先程述べたように今の日本は超高齢社会を迎え、歯科医師を必要とする患者さんは増える一方。大変です。
今後、歯科医療の現場では在宅医療や介護施設での歯科診療のニーズが高まり、訪問歯科医療に対する社会の期待は大きくなり、いっそう歯科医師は重宝される時代になるでしょう。
この福岡歯科大学はキャンパス内に介護老人保健施設、特別養護老人ホームがあり、「医療」「介護」「福祉」が1つのキャンパス内に統合された教育環境のもとで、超高齢社会に対応できる新しい歯科医師を養成しています。
また、歯科医師になるまでのサポートも充実しており良質な授業体制はもちろんのこと、各学年の学生複数名に対して担当の教員がついていて、勉強面だけでなく、生活面についてもサポートしてくれる「助言教員制度」や学生同士で苦手分野などを教え高め合う「SA(スチューデント・アシスタント)」というシステムなどを取り入れ、安心して学業に専念できる環境が整っています。
もちろん、勉強ばかりではありません。忙しい中でも多くの学生が様々な課外活動やクラブ&サークルで活動しています。そんな僕も学友会という学生からなる組織で総務委員長を務めたり、硬式野球部で楽しい毎日を過ごしたりしています。
最後に進路を決めるのに迷っているキミ!
僕からのアドバイスとしては様々な分野のことを見て考えることだと思います。社会に出た時のビジョンを持てるかどうか。これも大事ですね。
僕はこの福岡歯科大学で社会から今後必要とされるような歯科医師を志します。
もし少しでも興味を持ってもらえれば幸いです。
「歯科医師になったら私の虫歯、治してくれない?」
「そもそも歯医者さんって何するの?」
このような質問を地元の中・高の同級生が集まったときによく聞かれます。ホントに毎回のごとく聞かれます(笑)
どうもこんにちは!福岡歯科大学5年のゆうです!
いきなりですが、みなさんも歯科について考えてみてください。皆さんもおそらくは僕の友達が述べたようなことを考えると思います。それが普通です(笑)正直、僕も福岡歯科大学に入学するまでそんな感じでした(笑)
それではここで、まだまだ歯科医師のタマゴ(歯学部生)の僕ですが今まで学んできたことを基に、“歯の世界=歯学部”について少し説明しますね!
まず歯医者さんって虫歯を治療するだけだと思っていませんか??確かに虫歯の治療もしますよ!でもそれだけではないんです。
歯医者では・・・
・おじいちゃん、おばあちゃんなどの高齢者をはじめ、自分の歯が無くなった人などに入れ歯を作っている。
・歯並びが悪いと矯正する。
・親知らずが痛いと抜歯する。
確かにこれらは歯医者さんでやっていることとして想像できそうなことですよね。
では、こんなことは知っていますか??
・肺炎になるリスクを下げている。
・舌癌(せつがん)の摘出手術をしている。
・糖尿病の治療を連携して行っている。
これらのことを知っていたでしょうか?知っているなら歯学について少し興味がある人なのかもしれませんね!
そう、今の時代の歯医者さんは「口の中」を見るだけではないんです!口の中以外の様々なことを把握できる歯科医師が必要になっているのです。
今の日本を考えてみてください。世界でも類を見ない超高齢社会を迎えた日本。寿命も延びて、今後もっともっとご高齢の方が多くなる日本。
確かに、ご高齢の方でも元気な方はいらっしゃいます。しかし、皆が皆、元気ピンピンという訳ではないですよね。大体の方は、年を重ねる毎に身体の不調を訴えることも多くなってきます。
僕は福岡歯科大学のカリキュラムである「訪問歯科実習(介護施設や老人ホームなどに歯科医師が出向いて歯科治療を行うこと)」で介護施設に行った時、あることに気づきました。「ご飯を食べる事が唯一の楽しみだよ」と言っている人でもご飯を食べるとき、飲み込むのが大変そうにしている入居者さんが大勢いることでした。
これをご覧になっている皆さんは食べ物や飲み物が気管に入ってむせたり、咳き込んだりしたことはないですか?おそらくあると思います。あれって苦しいですよね。涙出てきますよね。若い僕たちでも苦しいのにお年寄りの方が同じことになると・・・大変ですよね。
また、お年寄りの方は飲み込む力だけではなく、咳をする力も衰えます。咳することで異物を肺から出すのですが、その力が弱まると異物が肺に入ったままで、それが細菌感染を引き起こして肺炎になってしまうのです。これがいわゆる「誤嚥性(ごえんせい)肺炎」と呼ばれるものです。
今や肺炎は日本で脳疾患、心疾患に次ぐ3番目の死因です。(最近では肺炎予防のCMもあり、世間の注目度も高い気がします。)それでは肺炎を減らしていくためには飲み込む力や機能の衰えを改善しなければなりませんよね。それを改善する役割を、今後の歯科医師が担っていかなければなりません。
だから嚥下(えんげ・食べ物を飲み込む)をする仕組みや嚥下(えんげ)機能を正常に保つような訓練など口の中以外のことを知っておき、それを役に立てることができる歯科医師が必要なのです。
今は歯科医師が過剰だと言われていますが、現在の歯科医師の約半数は50歳以上で今後、次第に歯科医師数は減少していきます。歯科医師の数は格段に減ってしまいます。それなのに先程述べたように今の日本は超高齢社会を迎え、歯科医師を必要とする患者さんは増える一方。大変です。
今後、歯科医療の現場では在宅医療や介護施設での歯科診療のニーズが高まり、訪問歯科医療に対する社会の期待は大きくなり、いっそう歯科医師は重宝される時代になるでしょう。
この福岡歯科大学はキャンパス内に介護老人保健施設、特別養護老人ホームがあり、「医療」「介護」「福祉」が1つのキャンパス内に統合された教育環境のもとで、超高齢社会に対応できる新しい歯科医師を養成しています。
また、歯科医師になるまでのサポートも充実しており良質な授業体制はもちろんのこと、各学年の学生複数名に対して担当の教員がついていて、勉強面だけでなく、生活面についてもサポートしてくれる「助言教員制度」や学生同士で苦手分野などを教え高め合う「SA(スチューデント・アシスタント)」というシステムなどを取り入れ、安心して学業に専念できる環境が整っています。
もちろん、勉強ばかりではありません。忙しい中でも多くの学生が様々な課外活動やクラブ&サークルで活動しています。そんな僕も学友会という学生からなる組織で総務委員長を務めたり、硬式野球部で楽しい毎日を過ごしたりしています。
最後に進路を決めるのに迷っているキミ!
僕からのアドバイスとしては様々な分野のことを見て考えることだと思います。社会に出た時のビジョンを持てるかどうか。これも大事ですね。
僕はこの福岡歯科大学で社会から今後必要とされるような歯科医師を志します。
もし少しでも興味を持ってもらえれば幸いです。