こんにちは(^^)
第一薬科大学３年の文香です！
私の学校について紹介したいと思います。
薬学部というと薬だけを専門に学ぶように思われがちですが、実際は化学、物理、生物など幅広く学びます。
それでは、現在行っている実習について紹介します(^^♪
まずは微生物についてです！
細菌は病気の原因となるため、細菌の性質についても薬学部では学んでおかなければなりません。
今回実習は、配られたサンプル液に、大腸菌、サルモネラ菌、ブドウ球菌、緑膿菌のうち、どの細菌が含まれているのかを私たちが判定するという実習です。
判定は、細菌によって反応が変わる「培地」という細菌用の物質を使用します。今回は寒天を用いた「寒天培地」8種類で、各「寒天培地」が入ったシャーレにサンプル液を塗って、色の変化を見ながら、どの細菌がいるかを班のみんなで予測します。
以下の写真が8種類の培地です。
８種類の培地のうち「フルオレセイン検出用シュードモナス寒天培地」という培地で黄～緑色の色素が出てきて、「ピオシアニン検出用シュードモナス寒天培地」で青色色素ができました。
そこから、私たちの班では緑膿菌がいたと判定できました。
また別の２つ培地で大腸菌がいると判断できました。
まず写真の左の方が「マッコンキー寒天培地」といい、赤レンガ色に細菌の繁殖が見られました。細菌を目に見える形まで培養した形式を「コロニー」といいますが、細菌の繁殖を「コロニーが形成された」と言います。
（シャーレに細菌が繁殖した様子は、医療系の情報番組などで出てくるのですが、見たことないですか？？）
また右の方が「EMB寒天培地」で金属光沢のあるコロニーを形成しました。
このことから大腸菌が含まれていると判定できました。
特定の培地での色の変化や、形成するコロニーから含まれていた細菌を特定することができるんです(^o^)丿すごいですよね！
他の実習では…
ルミノール反応を使って血液はどれかの判定をしました。
ルミノール反応はよくドラマとかで出てきますよね(^^)
ルミノール溶液を塗り、暗室で見て血痕があれば青白い発光を出すというものです…
さて、問題です！右のA,B,Cのうち血液はどれでしょう(?_?)
見た目で、Aだと赤いインクの様な色だし、Bだと鮮やかすぎる、Cが一番血痕に近いと思っていましたが、予想通り、Cでした(^o^)丿
ちゃんと青白い発光が見えました。
こんな感じで食品や環境についてなど、色々な実験をやっています。
それから、進路のことで悩んでいる高校生の方もいらっしゃると思うので、次は私がこの大学を選んだきっかけについて書きたいと思います(^.^)
私が高校生の頃、生物の授業で“セントラルドグマ”について学んだときに、すごくワクワクしてしまいました(*^^)
高校生の方は聞いたことがあると思いますが、DNAからタンパク質が作られる過程のことです！
簡単に説明させてもらいます…
DNAからそのコピーであるmRNAができます。ｍRNAとは「○○なタンパク質を作ってください」という情報で、それを基にして情報の運び屋が指定されたタンパク質を作るために正しいアミノ酸を運んでくれます。そのアミノ酸がつながれタンパク質ができるのです！
それだけなのですがなぜか、すごくワクワクしてしまいました(^o^)丿
私は化学と生物が大好きだったため、大学では化学と生物を学びたいと思っていました。そして同時に、医療についての知識もつけられる理想の学部が薬学部でした。
想像以上に学ばなければならない科目が多く大変なこともあります。
入学前は薬のことをひたすら学ぶのだろうと思っていましたが、思っていたより物理っぽい科目もあり、「薬学にこんなの必要なのー？」ってことも結構あります(-_-;)
私は物理選択ではなかったのですが、この大学では先生方が丁寧に勉強を見てくださるので、あまり得意でない授業も困ったことはありません！
それに友達と一緒に勉強できる環境が、大学にはいくつもあるため楽しくみんなで分からないことで悩むこともできます(*^^)笑
そうやって大変なこともあるけど、楽しく大学生活を送っています。
これからの目標は、病院薬剤師として卒業後に働けるように知識を少しでも増やしておくことです。最後まで読んでくださってありがとうございました(*^^)
ちなみに…
私の学校では昨年ぐらいから突然豪華な和定食というメニューが、食堂にできたことが私の自慢です(*^_^*)
水炊きやうなぎの丼ぶり、お寿司など週ごとに変わるのですが本当においしくて券がすぐ売れてしまいます！それにおいしいデザートもついていて最高です♪
本当は写真で紹介したいのですが今日も人気で売り切れでした…(~o~)
第一薬科大学３年の文香です！
私の学校について紹介したいと思います。
薬学部というと薬だけを専門に学ぶように思われがちですが、実際は化学、物理、生物など幅広く学びます。
それでは、現在行っている実習について紹介します(^^♪
まずは微生物についてです！
細菌は病気の原因となるため、細菌の性質についても薬学部では学んでおかなければなりません。
今回実習は、配られたサンプル液に、大腸菌、サルモネラ菌、ブドウ球菌、緑膿菌のうち、どの細菌が含まれているのかを私たちが判定するという実習です。
判定は、細菌によって反応が変わる「培地」という細菌用の物質を使用します。今回は寒天を用いた「寒天培地」8種類で、各「寒天培地」が入ったシャーレにサンプル液を塗って、色の変化を見ながら、どの細菌がいるかを班のみんなで予測します。
以下の写真が8種類の培地です。
８種類の培地のうち「フルオレセイン検出用シュードモナス寒天培地」という培地で黄～緑色の色素が出てきて、「ピオシアニン検出用シュードモナス寒天培地」で青色色素ができました。
そこから、私たちの班では緑膿菌がいたと判定できました。
また別の２つ培地で大腸菌がいると判断できました。
まず写真の左の方が「マッコンキー寒天培地」といい、赤レンガ色に細菌の繁殖が見られました。細菌を目に見える形まで培養した形式を「コロニー」といいますが、細菌の繁殖を「コロニーが形成された」と言います。
（シャーレに細菌が繁殖した様子は、医療系の情報番組などで出てくるのですが、見たことないですか？？）
また右の方が「EMB寒天培地」で金属光沢のあるコロニーを形成しました。
このことから大腸菌が含まれていると判定できました。
特定の培地での色の変化や、形成するコロニーから含まれていた細菌を特定することができるんです(^o^)丿すごいですよね！
他の実習では…
ルミノール反応を使って血液はどれかの判定をしました。
ルミノール反応はよくドラマとかで出てきますよね(^^)
ルミノール溶液を塗り、暗室で見て血痕があれば青白い発光を出すというものです…
さて、問題です！右のA,B,Cのうち血液はどれでしょう(?_?)
見た目で、Aだと赤いインクの様な色だし、Bだと鮮やかすぎる、Cが一番血痕に近いと思っていましたが、予想通り、Cでした(^o^)丿
ちゃんと青白い発光が見えました。
こんな感じで食品や環境についてなど、色々な実験をやっています。
それから、進路のことで悩んでいる高校生の方もいらっしゃると思うので、次は私がこの大学を選んだきっかけについて書きたいと思います(^.^)
私が高校生の頃、生物の授業で“セントラルドグマ”について学んだときに、すごくワクワクしてしまいました(*^^)
高校生の方は聞いたことがあると思いますが、DNAからタンパク質が作られる過程のことです！
簡単に説明させてもらいます…
DNAからそのコピーであるmRNAができます。ｍRNAとは「○○なタンパク質を作ってください」という情報で、それを基にして情報の運び屋が指定されたタンパク質を作るために正しいアミノ酸を運んでくれます。そのアミノ酸がつながれタンパク質ができるのです！
それだけなのですがなぜか、すごくワクワクしてしまいました(^o^)丿
私は化学と生物が大好きだったため、大学では化学と生物を学びたいと思っていました。そして同時に、医療についての知識もつけられる理想の学部が薬学部でした。
想像以上に学ばなければならない科目が多く大変なこともあります。
入学前は薬のことをひたすら学ぶのだろうと思っていましたが、思っていたより物理っぽい科目もあり、「薬学にこんなの必要なのー？」ってことも結構あります(-_-;)
私は物理選択ではなかったのですが、この大学では先生方が丁寧に勉強を見てくださるので、あまり得意でない授業も困ったことはありません！
それに友達と一緒に勉強できる環境が、大学にはいくつもあるため楽しくみんなで分からないことで悩むこともできます(*^^)笑
そうやって大変なこともあるけど、楽しく大学生活を送っています。
これからの目標は、病院薬剤師として卒業後に働けるように知識を少しでも増やしておくことです。最後まで読んでくださってありがとうございました(*^^)
ちなみに…
私の学校では昨年ぐらいから突然豪華な和定食というメニューが、食堂にできたことが私の自慢です(*^_^*)
水炊きやうなぎの丼ぶり、お寿司など週ごとに変わるのですが本当においしくて券がすぐ売れてしまいます！それにおいしいデザートもついていて最高です♪
本当は写真で紹介したいのですが今日も人気で売り切れでした…(~o~)