こんにちは、初めまして!
福岡女子大学 国際文理学部・国際教養学科(文系)2年のゆうりです。
今回、私が参加・活動を行っている体験学習についてご紹介します!
福岡女子大学では、通常の授業に加えて「フィールド実践」という体験学習型の授業も用意されています。これは、あるフィールド(現地)について、「現地の問題解決や発展のために私たち学生ができることは何か?」を話し合ってイベントなどを企画するものです。
事前に現地で学ぶテーマに関する学習を学内で行った後、実際に現地を訪ねて現状を知ることや、現地の方々とのお話を通して、問題を把握しながら行います。 (これは必修科目ではなく、取りたい人が取るものです。)
このように書くと、「難しそう」とか「大変そう」と思う人も多いと思います。
でも、そんなことはありません!実際に活動してみると本当に楽しいことや嬉しいことばかりです!
(授業はこんな感じです。)
では、私が取り組んでいる活動についてお話します。私は「コミュニティ活性化共住プロジェクトサービスラーニング」という活動に参加しています。
これは女子大から歩いて15分ほどの所にある香椎若葉団地で、高齢化問題や子育て問題などの課題解決を行う体験学習です。香椎若葉団地は高齢者率が高い、自治会加入率が低い、団地内の人々の繋がりが薄いといった問題を抱えています。この問題解決の手助けをするために私たちは活動を行っています。
でも、見ず知らずの人からいきなり「お手伝いします!」と言われても信頼できないですよね。
そこで、団地の方々との交流を深めるために、この体験学習では実際に団地に居住して活動を行っています。団地の一員となることで、団地の方々に顔と名前を覚えてもらい、交流を深めながら活動やイベントを行うことができます。
私たちが行っている活動は、毎週行っているものと、企画立てして行うイベントの2種類があります。
毎週行っているのは「朝活」というものです。
これは、毎週水曜日の朝9時から10時の1時間、団地内の公園でラジオ体操を行った後、団地の周りをお散歩するという活動です。団地の方々の運動不足解消や、生活リズムの改善、団地の方々同士や団地の方と学生の交流を深めるために始めました。
私が活動に参加し始めた時は、歩き切るだけで精一杯だったおばあさんが、歩くうちに徐々に体力がついていき、「先頭を歩きたい」とおっしゃった時は、この活動をやってよかったととても感動しました!また、歩いている時に、団地の方から「この先にきれいな桜並木があるんだよ」、「ここのお店の料理、美味しいから今度行ってみてごらん」というように団地周辺の事をたくさん教えてもらったことも嬉しかったです。
(団地の方々と朝活(ラジオ体操)をしているところです。)
(ラジオ体操後の散歩風景です。)
企画立てして行うイベントは、基本的に夏休みや春休みなどに行っています。
ここでは去年の夏休み期間に行った「わかばじゅく」というイベントについて紹介します。これは、団地に住む子供たちの夏休みの宿題を見てあげるものです。来てくれた子どもたちに、私たち手作りの出席カードを渡し、勉強終了時にその日どれくらいの宿題をしたかの記録と、先生(女子大生)からのコメントを書いて、ご褒美のシールを貼るようにしました。
「わかばじゅく」は、普段なかなか接することのない小学生とたくさん話したり、勉強を教えたりとたくさん交流することができました。「先生に褒めてもらいたいから頑張る!」と言って、たくさん宿題をしてくれた時はとても嬉しかったです。また、お母さん達からも、「家だと宿題しないから助かる~」と言っていただけて、このイベントを行ってよかったと思いました。
私がこの体験学習に参加した理由は、様々な年代の人と交流したいと思ったからです。もともと小さい子や高齢者の方と話すのが好きだったので、「大学やバイトなどでは接することの少ない高齢者の方々や小さい子どもたちがいる団地での活動に参加したら、交流する機会も増える!」と思って参加しました。
実際に団地に住んで活動を通して、たくさんの方と交流したことで、日々の生活がぐんと楽しくなったように思います。
例えば、朝活やイベントが無い時にでも、野菜をおすそ分けしてもらうことや、「一緒にお出かけに行かない?」と誘ってもらうことが増えました。この体験学習に参加していなかったら、こういう事は無かっただろうなと考えると、「やっぱり参加してよかった!団地の方々と仲良くなれて嬉しい!」と思います。
しかし、まだまだ課題もあります。
朝活の参加者が固定してしまっていて、新しい参加者の確保ができていないことや、団地内での私たちの活動の認知度が低いことなどです。これらの解決のためにこれからもあれこれ試行錯誤していこうと思っています!
この体験学習に参加して様々な世代の方と交流したことで、その年代の方にしか分からない悩みや不便さを耳にすることもよくあります。
大学卒業後はこのような悩みが少しでも解決するように、色々な年代の方の想いに寄り添った仕事をしていきたいです。これからも団地での活動を頑張ります!
福岡女子大学 国際文理学部・国際教養学科(文系)2年のゆうりです。
今回、私が参加・活動を行っている体験学習についてご紹介します!
福岡女子大学では、通常の授業に加えて「フィールド実践」という体験学習型の授業も用意されています。これは、あるフィールド(現地)について、「現地の問題解決や発展のために私たち学生ができることは何か?」を話し合ってイベントなどを企画するものです。
事前に現地で学ぶテーマに関する学習を学内で行った後、実際に現地を訪ねて現状を知ることや、現地の方々とのお話を通して、問題を把握しながら行います。 (これは必修科目ではなく、取りたい人が取るものです。)
このように書くと、「難しそう」とか「大変そう」と思う人も多いと思います。
でも、そんなことはありません!実際に活動してみると本当に楽しいことや嬉しいことばかりです!
(授業はこんな感じです。)
では、私が取り組んでいる活動についてお話します。私は「コミュニティ活性化共住プロジェクトサービスラーニング」という活動に参加しています。
これは女子大から歩いて15分ほどの所にある香椎若葉団地で、高齢化問題や子育て問題などの課題解決を行う体験学習です。香椎若葉団地は高齢者率が高い、自治会加入率が低い、団地内の人々の繋がりが薄いといった問題を抱えています。この問題解決の手助けをするために私たちは活動を行っています。
でも、見ず知らずの人からいきなり「お手伝いします!」と言われても信頼できないですよね。
そこで、団地の方々との交流を深めるために、この体験学習では実際に団地に居住して活動を行っています。団地の一員となることで、団地の方々に顔と名前を覚えてもらい、交流を深めながら活動やイベントを行うことができます。
私たちが行っている活動は、毎週行っているものと、企画立てして行うイベントの2種類があります。
毎週行っているのは「朝活」というものです。
これは、毎週水曜日の朝9時から10時の1時間、団地内の公園でラジオ体操を行った後、団地の周りをお散歩するという活動です。団地の方々の運動不足解消や、生活リズムの改善、団地の方々同士や団地の方と学生の交流を深めるために始めました。
私が活動に参加し始めた時は、歩き切るだけで精一杯だったおばあさんが、歩くうちに徐々に体力がついていき、「先頭を歩きたい」とおっしゃった時は、この活動をやってよかったととても感動しました!また、歩いている時に、団地の方から「この先にきれいな桜並木があるんだよ」、「ここのお店の料理、美味しいから今度行ってみてごらん」というように団地周辺の事をたくさん教えてもらったことも嬉しかったです。
(団地の方々と朝活(ラジオ体操)をしているところです。)
(ラジオ体操後の散歩風景です。)
企画立てして行うイベントは、基本的に夏休みや春休みなどに行っています。
ここでは去年の夏休み期間に行った「わかばじゅく」というイベントについて紹介します。これは、団地に住む子供たちの夏休みの宿題を見てあげるものです。来てくれた子どもたちに、私たち手作りの出席カードを渡し、勉強終了時にその日どれくらいの宿題をしたかの記録と、先生(女子大生)からのコメントを書いて、ご褒美のシールを貼るようにしました。
「わかばじゅく」は、普段なかなか接することのない小学生とたくさん話したり、勉強を教えたりとたくさん交流することができました。「先生に褒めてもらいたいから頑張る!」と言って、たくさん宿題をしてくれた時はとても嬉しかったです。また、お母さん達からも、「家だと宿題しないから助かる~」と言っていただけて、このイベントを行ってよかったと思いました。
私がこの体験学習に参加した理由は、様々な年代の人と交流したいと思ったからです。もともと小さい子や高齢者の方と話すのが好きだったので、「大学やバイトなどでは接することの少ない高齢者の方々や小さい子どもたちがいる団地での活動に参加したら、交流する機会も増える!」と思って参加しました。
実際に団地に住んで活動を通して、たくさんの方と交流したことで、日々の生活がぐんと楽しくなったように思います。
例えば、朝活やイベントが無い時にでも、野菜をおすそ分けしてもらうことや、「一緒にお出かけに行かない?」と誘ってもらうことが増えました。この体験学習に参加していなかったら、こういう事は無かっただろうなと考えると、「やっぱり参加してよかった!団地の方々と仲良くなれて嬉しい!」と思います。
しかし、まだまだ課題もあります。
朝活の参加者が固定してしまっていて、新しい参加者の確保ができていないことや、団地内での私たちの活動の認知度が低いことなどです。これらの解決のためにこれからもあれこれ試行錯誤していこうと思っています!
この体験学習に参加して様々な世代の方と交流したことで、その年代の方にしか分からない悩みや不便さを耳にすることもよくあります。
大学卒業後はこのような悩みが少しでも解決するように、色々な年代の方の想いに寄り添った仕事をしていきたいです。これからも団地での活動を頑張ります!