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大学自慢 2015年03月26日 久留米大学

習った中国語を活かして留学生支援

久留米大学法学部法律学科のこみです。
私は、3月で大学を卒業します。
大学は自分で時間割を作成し、自由に時間を組み立てられるので、
私は講義以外の時間にさまざまなことに挑戦しました。

大学生になり、初めてアルバイトを経験し、
オープンキャンパスのスタッフや塾など、いろいろやってみました。
就職活動をする際は、アルバイトで培った経験が役に立つこともありました。

それから資格の勉強もしました。
大学では先生からこの資格を取るようにと言われるのではなく、
みんな自主的に資格を取ります。
法学部で学んだことを確認するために法学検定という資格と、
レポートなどで「Word」や「Excel」などのソフトを使うため、
それらをきちんと使えるようになりたいと、
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の資格を取得しました。



そして、私は留学生の支援活動も行いました。
久留米大学には「留学生支援タイム」という時間があります。
留学生に日本語を教えたり、
留学生が生活面(アルバイト探し・アパート探しなど)で
困っていることを一緒に解決したりします。

私は、第二言語の授業で中国語を選択し、
中国語にとても興味を持っていました。
「せっかく中国語を選択したし、今まで習った英語も使ってみたい!
授業以外の場所で使えないだろか」と思い、
大学内掲示板に貼ってあった
「留学生支援タイム」の宣伝ポスターを見つけたことが
きっかけで参加するようになりました。

「留学生支援タイム」の活動では留学生からの相談にいろいろ対応しました。
例えば、インターネット契約のサポートです。
留学生の中には、アパート暮らしをしている方がいますが、
「家にテレビはなくてもインターネットは必要!」という方が多く、
インターネットは欠かせないようでした。
ですが、複雑な契約事項は難しいと相談を受けました。
契約書に書いてある日本語の意味をときには辞書も使って説明し、
留学生が契約するにあたって分からないことがなくなるように努力しました。

それから、日本語を教えたりもしました。
留学生から「この単語はどのように使うのか?」と聞かれると、
意外と自分の中で明確に分かってない言葉もあり、
すぐは説明できない時も多く、私も日本語を一緒に学び直すことができました。

この活動を通じて、海外との文化の違いや伝える大変さなど
さまざまなことを学べました。
留学生を知ってみると、日本人学生はおとなしく、恥ずかしがり屋が
多いことに気付きました。
自国を離れて、異国で勉強している留学生は、
はっきり自分意見を言う、行動力がある学生が多い印象を受けました。

それから、私は言葉を伝えることの難しさを感じました。
今まで学んだ外国語も実際に留学生と会話してみると
上手く発音できなかったり、文章を書けても相手を前にしたら
なかなか言葉が出なかったりしました。
日本語を説明すること自体も難しく、こちらはうまく説明したつもりでも、
捉え方の違いでうまく伝わらなかったりすることも多く、苦戦しました。

私は、「留学生支援タイム」の活動に継続して参加することで、
「相手に伝える力」を身に付けることができたと思います。
また、大学生になって学内の友人だけではなく、
大学の先生方、大学職員の方々、留学生、アルバイト先の方々など、
コミュニケーションをとる人の幅が広がったことも
「相手に伝える力」の向上につながった気がします。

私は、4月からは社会人として働き始めます。
新しい生活を目前にして今は緊張していますが、
素直な心を忘れずに、更に努力していきたいと思います。



大学生活は、自由な時間がたくさんあります。
その時間を有意義に過ごすことが大切です。
興味があることから、積極的に参加することで、
さまざまな人と出会い、さまざまな経験ができると思います。

※久留米大学ホームページの「留学生支援タイム」紹介記事を私が書きました!
よかったらこちらも見てみてください。
http://www.kurume-u.ac.jp/announce/kouhou/report/report11.htm