こんにちは。
福岡工業大学4年、manaです。
今回は、去年私が参加した、福岡工業大学の
FINE Programという留学プログラムについてお話させていただきます。
FINE Programとは、福岡工業大学の姉妹校にあたる
アメリカ、カリフォルニア州立大学イーストベイ校への
最長1年間の語学留学プログラムです。
カリフォルニア州立大学イーストベイ校には、
ALP(American Language Program)という英語教育専門機関が併設されており、
そこでは、non-native English speakerの為に、
English Reading、Listening and Speaking、Writingの授業が行われています。
クラスは、中国、韓国、サウジアラビアなどのインターナショナルな生徒から成り、
和やかな雰囲気ではありますが、発言力を問われるグループワークなどの多い授業です。
英語力によっては、正規の大学講義が受講可能にもなる為、
多くの生徒が、IELTSテスト合格を目指し、日々勉強に励んでいます。
さて、ここからは、私の経験をお話させて頂こうと思います。
父の影響で、航空業界に興味があった私は、航空業界では必須である
英語を学びたいと思い、留学にチャレンジしました。
また、サークルなどを通じ、海外留学を経験した先輩方と関わる機会が多く、
たくさんの話を聞かせて頂けたのも、留学に憧れる1つの要因になっていました。
いざ、留学が決まった私は、語学力の向上と異文化を理解し、視野を広げることを
目標に留学に臨みました。そこでまず、IELTSテストの勉強と、
パーティやイベントに積極的に参加し、現地の友達を増やすことに力を入れていました。
すると、伝える力の無さに悩む毎日が続きました。海外の友達は思いを
ストレートに伝えますが、私は思いを言葉にすることに慣れてなくて難しく、
自信がなくなっていました。
そんな私に追い打ちをかけるような出来事が起こりました。
正規の授業が受けられるレベルまでに達していた私は、
天文学の授業を取っていたのですが、英語で学ぶ天文学は専門用語も多く、
正規の授業のスピードについていくのが精一杯でした。
しかし、アメリカの授業では、どの授業でもプレゼンテーションの
機会がたくさんあります。
天文学の授業でのプレゼンテーションは、正直なところ全く自信がありませんでした。
それでも、わからない単語を調べ、先生との個別指導も受け、
それなりに理解したつもりでいました。
プレゼン当日、私のプレゼンを終えた直後に先生が発した言葉は、
他の生徒に向けての “I’m sorry”でした。
先生はとてもいい人で、私が日本からの留学生であること、
先生の授業の進行が速いことなどを説明し、フォローしてくれました。
しかし、それほど私のプレゼンがひどかったのかと、とても悔しい気持ちになりました。
どう行動することが正解なのか、どうすれば改善できるのか、
自問自答の日々に正直、辛いなと感じることも少なくありませんでした。
ですが、自分が望んで挑んだ留学ですから、落ち込んでばかりもいられません。
自分を変えるチャンスだと思い、Public Speakingという授業を受け、
プレゼン力を磨きました。友達にも積極的に自分の意見を伝え、
相談に乗ってもらえるほどに、思いを伝えることが出来るようになっていました。
そんな私に、留学生のためのワークショップの話が舞い込んできました。
前回の悔しかった思いから、即決でワークショップでのプレゼンへの参加を決意しました。
ところが、前回は、天文学を受けていた生徒に向けたプレゼンでしたが、
今回は英語科をはじめとする先生方に向けてのプレゼンです。
当日は30名近い先生方に向けて、間違ってもいいので堂々と、
私の経験や悔しかった思いをぶつけました。
その結果、プレゼンは大成功し、多くの先生方から「よくやった」との
言葉をいただきました。特に、「あなたはもう、立派なバイリンガルよ」と
言って頂けた事が嬉しくて、達成感でいっぱいでした。
今回紹介したのは、留学中のほんの一部の出来事です。
このように、自分で考え行動しなければならない上に、
ふがいない自分が浮き彫りになり、苦しいこともありました。
しかし、それを乗り越えた時に出会える新しい自分や、気づきが、
また新たなことにチャレンジしたいというモチベーションにつながります。
留学を通じ、辛いときに弱音を吐ける大事な友達に出会うこともでき、
様々な経験を経て、大抵の事では挫けない強い心を育てることが出来ました。
このような貴重な経験ができた事に心から感謝します。
(写真は留学終わりのお別れパーティの様子と、
サプライズでもらったメッセージ入り国旗です)
福岡工業大学4年、manaです。
今回は、去年私が参加した、福岡工業大学の
FINE Programという留学プログラムについてお話させていただきます。
FINE Programとは、福岡工業大学の姉妹校にあたる
アメリカ、カリフォルニア州立大学イーストベイ校への
最長1年間の語学留学プログラムです。
カリフォルニア州立大学イーストベイ校には、
ALP(American Language Program)という英語教育専門機関が併設されており、
そこでは、non-native English speakerの為に、
English Reading、Listening and Speaking、Writingの授業が行われています。
クラスは、中国、韓国、サウジアラビアなどのインターナショナルな生徒から成り、
和やかな雰囲気ではありますが、発言力を問われるグループワークなどの多い授業です。
英語力によっては、正規の大学講義が受講可能にもなる為、
多くの生徒が、IELTSテスト合格を目指し、日々勉強に励んでいます。
さて、ここからは、私の経験をお話させて頂こうと思います。
父の影響で、航空業界に興味があった私は、航空業界では必須である
英語を学びたいと思い、留学にチャレンジしました。
また、サークルなどを通じ、海外留学を経験した先輩方と関わる機会が多く、
たくさんの話を聞かせて頂けたのも、留学に憧れる1つの要因になっていました。
いざ、留学が決まった私は、語学力の向上と異文化を理解し、視野を広げることを
目標に留学に臨みました。そこでまず、IELTSテストの勉強と、
パーティやイベントに積極的に参加し、現地の友達を増やすことに力を入れていました。
すると、伝える力の無さに悩む毎日が続きました。海外の友達は思いを
ストレートに伝えますが、私は思いを言葉にすることに慣れてなくて難しく、
自信がなくなっていました。
そんな私に追い打ちをかけるような出来事が起こりました。
正規の授業が受けられるレベルまでに達していた私は、
天文学の授業を取っていたのですが、英語で学ぶ天文学は専門用語も多く、
正規の授業のスピードについていくのが精一杯でした。
しかし、アメリカの授業では、どの授業でもプレゼンテーションの
機会がたくさんあります。
天文学の授業でのプレゼンテーションは、正直なところ全く自信がありませんでした。
それでも、わからない単語を調べ、先生との個別指導も受け、
それなりに理解したつもりでいました。
プレゼン当日、私のプレゼンを終えた直後に先生が発した言葉は、
他の生徒に向けての “I’m sorry”でした。
先生はとてもいい人で、私が日本からの留学生であること、
先生の授業の進行が速いことなどを説明し、フォローしてくれました。
しかし、それほど私のプレゼンがひどかったのかと、とても悔しい気持ちになりました。
どう行動することが正解なのか、どうすれば改善できるのか、
自問自答の日々に正直、辛いなと感じることも少なくありませんでした。
ですが、自分が望んで挑んだ留学ですから、落ち込んでばかりもいられません。
自分を変えるチャンスだと思い、Public Speakingという授業を受け、
プレゼン力を磨きました。友達にも積極的に自分の意見を伝え、
相談に乗ってもらえるほどに、思いを伝えることが出来るようになっていました。
そんな私に、留学生のためのワークショップの話が舞い込んできました。
前回の悔しかった思いから、即決でワークショップでのプレゼンへの参加を決意しました。
ところが、前回は、天文学を受けていた生徒に向けたプレゼンでしたが、
今回は英語科をはじめとする先生方に向けてのプレゼンです。
当日は30名近い先生方に向けて、間違ってもいいので堂々と、
私の経験や悔しかった思いをぶつけました。
その結果、プレゼンは大成功し、多くの先生方から「よくやった」との
言葉をいただきました。特に、「あなたはもう、立派なバイリンガルよ」と
言って頂けた事が嬉しくて、達成感でいっぱいでした。
今回紹介したのは、留学中のほんの一部の出来事です。
このように、自分で考え行動しなければならない上に、
ふがいない自分が浮き彫りになり、苦しいこともありました。
しかし、それを乗り越えた時に出会える新しい自分や、気づきが、
また新たなことにチャレンジしたいというモチベーションにつながります。
留学を通じ、辛いときに弱音を吐ける大事な友達に出会うこともでき、
様々な経験を経て、大抵の事では挫けない強い心を育てることが出来ました。
このような貴重な経験ができた事に心から感謝します。
(写真は留学終わりのお別れパーティの様子と、
サプライズでもらったメッセージ入り国旗です)