はじめまして。
福岡女子大学、国際文理学部・国際教養学科(文系)4年のさやかです^^
大学を卒業する前に、ほとんどの人が経験する卒業論文の執筆。
わたしもつい1か月ほど前までもがき苦しんでいましたが(笑)
このブログを読んで、卒論ってどんなものなのか、
また、どういう風に進めているのか、
みなさんが少しでもイメージしやすくなるお手伝いが出来れば嬉しいです!
まず、卒論の話を始める前に、
私が大学で勉強していることについて少し触れます^^
所属している「国際関係履修コース」では、
紛争、貧困、テロ、開発などの国境を越えた課題や、
それらの解決法を見出すために国際関係の理論や歴史を学んでいます。
大学1年次に留学生との共同生活を経験したことをきっかけに、
異文化に興味を持ち、関連する「平和学」を勉強したいと思いました。
最終的に落ち着いたテーマが、
「コスタリカに学ぶ平和国家の形」というもの。
「なぜコスタリカ?」と思われる方もいるでしょう。
実は、コスタリカは日本と同じように軍隊放棄を主張した
平和憲法を持っているんです。
人によってはかなり時間を割く「テーマ決め」。
正直なところ、卒論に取り組み始めた当初、わたしは興味のある事が
絞られておらず、かなりぼんやりとしたまま進めていたので、
最初に考えていたテーマから二転三転して現在のものに落ち着きました。
ようやくテーマが定まって、いよいよ文章づくり。
最初は論文全体のおおまかな流れを考え、
序論(「なぜ○○は△△なのか?」というような問い)・
本論(結論で述べる自分の考えの根拠となるデータ等を並べる)・
結論(「なぜ○○は△△なのか?」に対する自分なりの考え・答え)という流れを
意識して構成を考えました。
つまり、卒業論文の目的は、自分の中の問いに対して
自分なりの答えを設定し、明確な根拠付きでその答えを証明することです。
そして、卒論を書く中で最も難しかったのが、
自分の考えを文章に起こすことです。
頭の中に言いたいことはあるけれど、
それを読み手にわかりやすく説明することにとても苦戦していました。
そこで、私が実践していたのが、ある程度文章を書いたら、
それを先生や友人に定期的に読んでもらい、コメントをもらうことです。
大学3年生以上になると、ほとんどの学生が卒論指導をして頂く先生を決めます。
(写真はゼミの授業の様子です。)
先生からは専門的なアドバイスを、また、友人からは
もっと身近な立場で改善点を指摘してもらうことが出来ます。
その中で判明したのが、私の文章には「つまり」から続く文章が多く、
どうしても文章が難解になる傾向があることです。
アドバイスをもらった後は、それを意識しながら文章を書くため、
「文章がわかりやすくなった」と言ってもらえることも多くなりました。
それに加え、「専門分野について基礎知識がなくても読んで理解できるか」
ということも常に意識していました。
そのために、章ごとだけでなく、全体を通しての
読み直しを何度もしたり、用語の説明の表現を繰り返し見直したりしました。
結果、卒業論文の原稿量は24,000字程度で、
図や表を含めると原稿用紙32枚分でした。
情報を整理し、自分の考えを文章にまとめる作業には、
大体5~6ヶ月程度かかりました。
卒業論文は、普段提出するレポートよりもはるかに字数が多く、
果てしない作業のように思えるかもしれません。
しかし、卒論を書く中で、多くの本と出会い、たくさんの人の協力を
得ながら完成させた後の達成感はとても大きいです。
そしてなにより、大学で一生懸命勉強したことを
卒業後に胸を張って言えることも、大きな自信につながると思います。
高校生のみなさん、ブログを通して「卒論」ってどんなものなのか、
少しでもイメージしやすくなりましたか?
大学での専門的な勉強は、高校のとき以上に
深いところまで学べるのでとても楽しいです!
寒い日が続きますが、1,2年生は部活と両立しながら、
そして3年生は試験に向けて最後まで諦めず
頑張ってください(*^^*)
応援しています!
(写真はゼミの研修旅行のものです。)
福岡女子大学、国際文理学部・国際教養学科(文系)4年のさやかです^^
大学を卒業する前に、ほとんどの人が経験する卒業論文の執筆。
わたしもつい1か月ほど前までもがき苦しんでいましたが(笑)
このブログを読んで、卒論ってどんなものなのか、
また、どういう風に進めているのか、
みなさんが少しでもイメージしやすくなるお手伝いが出来れば嬉しいです!
まず、卒論の話を始める前に、
私が大学で勉強していることについて少し触れます^^
所属している「国際関係履修コース」では、
紛争、貧困、テロ、開発などの国境を越えた課題や、
それらの解決法を見出すために国際関係の理論や歴史を学んでいます。
大学1年次に留学生との共同生活を経験したことをきっかけに、
異文化に興味を持ち、関連する「平和学」を勉強したいと思いました。
最終的に落ち着いたテーマが、
「コスタリカに学ぶ平和国家の形」というもの。
「なぜコスタリカ?」と思われる方もいるでしょう。
実は、コスタリカは日本と同じように軍隊放棄を主張した
平和憲法を持っているんです。
人によってはかなり時間を割く「テーマ決め」。
正直なところ、卒論に取り組み始めた当初、わたしは興味のある事が
絞られておらず、かなりぼんやりとしたまま進めていたので、
最初に考えていたテーマから二転三転して現在のものに落ち着きました。
ようやくテーマが定まって、いよいよ文章づくり。
最初は論文全体のおおまかな流れを考え、
序論(「なぜ○○は△△なのか?」というような問い)・
本論(結論で述べる自分の考えの根拠となるデータ等を並べる)・
結論(「なぜ○○は△△なのか?」に対する自分なりの考え・答え)という流れを
意識して構成を考えました。
つまり、卒業論文の目的は、自分の中の問いに対して
自分なりの答えを設定し、明確な根拠付きでその答えを証明することです。
そして、卒論を書く中で最も難しかったのが、
自分の考えを文章に起こすことです。
頭の中に言いたいことはあるけれど、
それを読み手にわかりやすく説明することにとても苦戦していました。
そこで、私が実践していたのが、ある程度文章を書いたら、
それを先生や友人に定期的に読んでもらい、コメントをもらうことです。
大学3年生以上になると、ほとんどの学生が卒論指導をして頂く先生を決めます。
(写真はゼミの授業の様子です。)
先生からは専門的なアドバイスを、また、友人からは
もっと身近な立場で改善点を指摘してもらうことが出来ます。
その中で判明したのが、私の文章には「つまり」から続く文章が多く、
どうしても文章が難解になる傾向があることです。
アドバイスをもらった後は、それを意識しながら文章を書くため、
「文章がわかりやすくなった」と言ってもらえることも多くなりました。
それに加え、「専門分野について基礎知識がなくても読んで理解できるか」
ということも常に意識していました。
そのために、章ごとだけでなく、全体を通しての
読み直しを何度もしたり、用語の説明の表現を繰り返し見直したりしました。
結果、卒業論文の原稿量は24,000字程度で、
図や表を含めると原稿用紙32枚分でした。
情報を整理し、自分の考えを文章にまとめる作業には、
大体5~6ヶ月程度かかりました。
卒業論文は、普段提出するレポートよりもはるかに字数が多く、
果てしない作業のように思えるかもしれません。
しかし、卒論を書く中で、多くの本と出会い、たくさんの人の協力を
得ながら完成させた後の達成感はとても大きいです。
そしてなにより、大学で一生懸命勉強したことを
卒業後に胸を張って言えることも、大きな自信につながると思います。
高校生のみなさん、ブログを通して「卒論」ってどんなものなのか、
少しでもイメージしやすくなりましたか?
大学での専門的な勉強は、高校のとき以上に
深いところまで学べるのでとても楽しいです!
寒い日が続きますが、1,2年生は部活と両立しながら、
そして3年生は試験に向けて最後まで諦めず
頑張ってください(*^^*)
応援しています!
(写真はゼミの研修旅行のものです。)