ソーシャル・インクルージョンに関わるさまざまな学び。
現在、九州大学アクセシビリティ・ピアサポーターでは、聞こえに困難がある学生に向けた情報保障文字通訳のほか、発達障害にまつわる啓発資料作成や、手話学習などを行っています。手話に関しては、手話奉仕員養成講座を修了したり、手話検定2級に合格したりと熱心に学んできました。
ソーシャル・インクルージョンとは、誰も排除されず、全員が社会に参画できる「社会的包摂」という考え方です。私も強い関心を持っており、現在の研究テーマにもつながります。オーケストラの演奏会は、行きたくてもなかなか足を運べない方もいますが、そのような方も遠慮なく来場して楽しめるような状況を生み出したいと考えています。
その他にも、学内でのバリアフリーアートプロジェクトに参加し、障害のある方が描いた絵を大学に展示するプロジェクトの実行にも携わりました。就労支援施設を訪問して画家さんと直接交流したり、絵のキャプション作成を行ったりと多彩な経験ができました。
スポーツも祭りも歴史も、福岡はすべてが「熱い」!
先日、初めて山笠を見に行ったのですが、その時の「おいさ!」の掛け声や山笠を担ぐ人たちの熱気と勢いが凄まじく、とても印象的でした。また、ホークスの試合でも、コロナ禍になる前は大きな声で応援している人が多く、福岡は熱い人が多いと感じます。
他にも、太宰府や博多、八幡(北九州)など歴史あふれるところが多く、福岡は昔から日本にとって重要な土地だったんだと気付かされることも多々あります。街がどんどん発展するのみならず、自然との調和も取れており、とても生活しやすい街だと思います。この住みやすさ、溢れる歴史、得られる情報量には驚かされるばかり。福岡に住み始めて5年目ですが、「ここに来て本当によかった!」と心から思います。