夢はNPO法人の事業支援。今は学業と不登校者の支援活動を両立
将来はNPO法人の事業支援を行いたいと考えています。そのため今は大学院に通いながら、不登校者を支援するNPO法人の編集部に所属し、日々不登校者に対する新しい支援策を模索しています。社会的養護の要請から不登校者への支援の必要性は高く求められる一方、当該支援を行うNPO法人に対する支援は不足しています。特に、収益性が乏しいことにより資金調達ができないなど財政面で課題を抱えている法人が多いようです。将来的にこのような課題を解決していくために、日々企業会計や税法に関する知識の蓄積に努めています。
大学院でも、学部時代で培ってきた知識や経験が活きています。所属していた会計専門職プログラム課程で得た知識を用いて、実在する企業の財務諸表分析を行ったり、日々のゼミナールでコミュニケーション能力を高める、また、数百人規模で開催された研究発表会でプレゼンテーションをやり遂げるなどの経験が大学院進学のためのベースとなりました。アウトプット型の講義が多い福岡大学での学びが、大学院の講義でも活かされています。
偏差値37だった私が、今では大学院に。自分の可能性を信じてほしい。
勉学にブランクがあった以前の私は偏差値37でした。周囲からは「大学なんて受かりっこない」と言われ続けてきましたが、そんな私が今、大学院で学んでいます。人生を決めるのは他人ではありません。ぜひ自分の可能性を信じてチャレンジしてください。皆さんが自分の意志で、望む進路に進まれることを祈っています。
最後に、これから福岡への進学を検討している方に伝えたいのは、「都会と自然が共生したコンパクトシティ」という福岡の魅力です。街の中心部に行けば多くの商業施設や飲食店があり、日常生活で不自由することはまずありません。また、都心部から少し離れるだけで自然豊かな観光スポットにアクセスできるので、大都市における環境ストレスもすぐに解消。住みやすく、多彩な魅力がある都市です。