大学ネットワークふくおかが実施する
「ビジネスチャレンジ事業」通称“ビズチャレ”
大学生ならではのユニークな発想で、新たなビジネスに挑んだ7団体を紹介します。
Noman Shop PROJECT
(九州産業大学)
農村部の道路わきにある野菜の無人販売所は、トタンなどで作られた簡易なものが多くデザイン性に欠けています。そこで私たちは、モダンで機能的な新しいスタイルの無人販売所「Noman Shop」を企画・製作しました。農業関係者の方たちとの交流を通して収集したデータをもとに製作した試作品を糸島に設置し、経年変化や被視認性などを調査しました。ビジネスには結び付きませんでしたが、モノが世の中に出る一連の行程を知る良い経験でした。
新聞で私たちの活動が紹介されました!
代表 梅森 晴子さん
革太郎
(福岡大学)
福岡大学のベンチャー起業論の講義で知り合ったメンバーで、1年間にわたり出張靴磨きを行いました。靴磨きの技術を職人から学んだうえで、福岡市中央区の企業を中心に訪問。自分たちだけで広告を作り飛び込み営業を行いました。7月と8月は170の企業を回りましたが収穫は1件だけ。その後は企業チームと家庭チームに分かれて1,300件を訪問。ラジオの取材も受けるなど、アルバイトやインターンシップとは違った貴重な経験ができました。
社会に出るための貴重な経験になった!
代表 大庭 健太郎さん
Sho-kichi
(九州大学)
水力発電のうち、身近な川や用水路の流れを利用した発電量の小さいものを、小水力発電といいます。私達は、24時間安定した電力が得られる点や、身近な川の流れを利用できる点に着目し、小水力発電装置の製作及び調査を実施。装置は「手軽さ」をキーワードに、自転車の発電機やノコギリなど、身近な素材や工具のみを使っています。完成した発電機は糸島市波呂地区の用水路に導入する計画で、LED街灯をはじめ多様な用途に対応します。
これからも実用化に向けて研究を続けます!
代表 小野 哲嗣さん
マインツ
(福岡工業大学)
私たちマインツは、使いやすい文房具の開発・販売を目的に起業しました。当初は企業と連携して商品開発を進める予定でしたが、開発費用の捻出やヒットの保証がないといった問題から断念。大学の施設を利用して手づくりで製品開発を進めました。現在、シャープペンシルと定規を一体化した「シャーペン定規」や「革製ファイル」などの商品をインターネットの“ハンドメイドマーケット”で販売。今後も新たな商品開発に挑んでいきます。
頑張ってヒット商品を誕生させます!
代表 関 明仁さん
田舎人
(福岡大学/九州大学)
九州内の多くの学生が卒業後の就職先として東京などの都会を目指す風潮に疑問を感じ、学生に田舎で働くことを現実的に考えてもらうことを理念に事業を始めました。具体的な取り組みとして、地方の魅力ある企業や個人を取材して、そこで得た情報をSNSやホームページで学生に発信しました。取材料や人材紹介料などを想定したマネタイズの面では再検討が必要ですが、今後もコンテンツを増やして充実した情報を発信していきたいと思います。
田舎にも魅力的な企業は沢山あります!
代表 上原 一真さん
遊RUN
(福岡大学/九州大学)
ランニングを通じて人々が人生を楽しめる環境と、ランナー同士がコミュニティを育める場所を整備する。この二つを柱に2020年8月までに大濠公園にランナーのための施設を作るプロジェクトを進めています。この1年間は、大濠公園周辺のランニングの調査をはじめ、東京の皇居周辺の視察など、主にランニングの市場調査を実施しました。道のりはまだまだ長いですが、ランニング文化の新しいムーブメントの創出を目指して走り続けます。
ランニングの楽しさを発信していきます!
代表 上原 一真さん
Adiots
(福岡大学)
“英語の楽しさを伝え、言語の壁をなくしたい”という意志のもと、メンバーの半数以上が留学経験者のAdiotsでは、英語とRPGゲームを合体。リスニングに特化したネイティブアプリ「EnglishRider」を開発しました。また、平成26年12月18日には福岡市立中央市民センターで、アプリ制作者やアプリに興味を持つ人たちの交流会を開催。現在は、英語の勉強をしながら留学の流れが分かるウェブアプリ「留学シミュレーション英語ゲーム」を開発中です。
メンバー大募集中!興味のある人はぜひ!
代表 増田 雅人さん