大学ネットワークふくおかが実施する
「ビジネスチャレンジ事業」通称“ビズチャレ”
自ら考えたビジネスプランに取り組む学生グループを大学ネットワークふくおかが支援する「ビズチャレ」。アドバイザーの派遣や活動費支給といった支援を受けながら、ビジネスにつながる活動に大学生が自分たちで考えて挑戦していくプログラムです。平成30年2月13日に全力でがんばってきた7グループがその活動報告を行い、最終審査により最優秀賞1団体、優秀賞3団体が決定しました。さあ、熱い思いでビジネスに挑んだ大学生の声に耳を傾けよう。
ONSET(オンセット)
(九州大学・福岡工業大学)
子供服は、子供との思い出が一緒に詰まっている大切なものであるため、着れなくなった時の扱いに困る親御さんが多いです。私達はそうした親御さんの悩みを解決するサービスを立ち上げるべく活動してきました。サイズアウトした子供服を、webを利用して必要としている人の元へ届けるシェアリングサービスです。ビズチャレ期間中にサービスを開始する予定でしたが、その実現はかなわず、事業創造の難しさを肌で感じました。ビズチャレで学んだことを活かしつつ、4月のサービス開始を目指して今後も活動を続けていきます!
事業創りに試行錯誤した経験を今後に活かします!
代表 三浦 郷さん
SAMAR
(九州大学)
昨今、デジタル工作機(レーザー加工機・3Dプリンターなど)への注目が高まりつつあり、素材費用が安くすみ精度が高い家庭用レーザー加工機に目をつけ、受注・加工・販売を行いました。試作づくりをしては知人からフィードバックをもらい、要望があれば作り販売していました。また、外部の人にも買ってもらうためにネットで出品してみたものの、まだ販売にはいたっていません。今後は建築分野での需要があると分かり、そちら方面でシフトするか別のアプローチでレーザー加工機だけでなく他のものを組み合わせたことをやって行きたいと考えています。
価値を生み出すことの難しさを痛感
代表 飯田 実さん
SUKIMA
(九州大学、北九州市立大学、西南学院大学、筑紫女学園大学、福岡大学)
ざっくばらんに学生と企業が交流しあえる場、そんな空間創りと就職活動のあり方を変えるためにSUKIMAという新しいプラットフォームはあります。そんな私たちSUKIMAは「インターンシップを行いたい学生が自分の情報を公開し、それに興味を持った企業がオファーを出す」という従来とは逆の形のインターンシップ採用をオンライン上で行えるサービスを作りました。サービスの事前登録学生は60人を超え、利用予定企業も約5社となっています。
本格的に事業化を目指し今後も頑張ります!
代表 中道 稔さん
マルシェ
(九州大学、福岡教育大学、西南学院大学)
現在、様々なフリマサイトが存在します。そのようなサイトにはよくわからない商品が並んでいたり、相手が見えないといった問題点があると考え、シュシュというサービスを作りました。運営側の審査を通ったおしゃれな人のみを売り手とするので、買い手は安心して買うことができます。ビズチャレ期間中にサービスを開始する予定でしたが、事業創造の難しさに直面し、サービス開始とはなりませんでした。今後は4月までにサービスを開始し、収益をあげれるよう、活動を続けていきます!
ビジネスを体験する最高の機会でした!
代表 新郷 和晃さん
岐部グループ
(福岡工業大学)
活動開始から半年。計2名の自分史を作成し、売上を上げることが出来た。自分史には一般にある自伝や自叙伝と大きく違う点がある。それは読み手が家族や親友、身近な人であるということ。ごく少数に向けて作り込んだ文章はその分だけ力を秘めており、心に届きます。そんな感動を保存するのが私達のサービスである。また今季の活動は一旦完結する。もしあなたに「文章を書くのが好き、それを仕事にしたい」という志があればご連絡下さい。気が合えば、来季のビズチャレに一緒に挑戦して頂きたい。
[ 岐部グループへ:service.timecapsule@gmail.com ]
夢は連続起業家、様々なビジネスに挑戦したい!
代表 岐部 星矢さん
コミュニティバス運行管理支援グループ
(九州産業大学)
全国では約88%の自治体でコミュニティバスが運行されており、福岡県内だけでも40の市町村で運行されています。しかし、平成27年度の福岡県内のコミュニティバス平均収支率はわずか22%程度と、大幅な赤字を背負っています。私たちはコミュニティバスの運行経路をグーグルマップなどに乗せることで、今までコミュニティバスを使っていなかった若者層にも活用してもらい、地域の活性化を行っています。今年度の活動では、芦屋町にて採用して頂きました。今後は福岡県だけでなく、他県の自治体にも採用して頂けるように活動を続けていきます。
多くの自治体に興味をもってもらえました!
代表 高木 秀也さん
筑紫女学園大学 藤原ゼミナール SmileforNepal
(筑紫女学園大学)
私たちはソーシャルビジネスを通じて、世界最貧国の一つであるネパールの「子ども達への教育支援」と「女性達への自立支援」を行います。2015年4月に発生したネパール大地震は、ネパール全土に甚大な被害をもたらしました。多くの学校で校舎が倒壊し、子ども達が「学ぶ場」を失ってしまいました。また、ネパールでは女性の社会的地位が低く、彼女達の「働く場」も十分にありません。私たちはソーシャルビジネスを通じて子ども達に「学ぶ場」を提供するとともに、女性達に「働く場」を提供し、彼女達の地位向上を目指します!
ネパールの子どもたちに笑顔を!
代表 物部 未都さん