大学ネットワークふくおかが実施する
「学生地域活動大賞」
国際交流や地域の活性化など、多様なアプローチで活動する学生たちを紹介します。
気仙沼ゲストハウス“架け橋”
(九州大学)
東日本大震災から復興に向けて歩む東北の人々との交流の場をつくりたい。その発想から気仙沼の空き家を借り、ゲストハウス“架け橋”を運営しました。平成26年の5月から11月までに500人を超える宿泊者を迎えました。宿泊者やボランティアの方々が被災者と語り合える場の提供をはじめ、被災地の視察案内なども行いました。これをモデルケースとして、これからは過疎化が進む他の地域でもゲストハウスを展開したいと考えています。
このノウハウを過疎対策に役立てたい!
代表 田中 惇俊さん
千早並木グローカルフェスティバル実行委員会
(福岡工業大学/九州産業大学/九州大学/福岡女子大学)
福岡の4つの大学の学生と留学生で構成された実行委員会と、地域活性化団体・ちはやふるかしい21の共同企画で、平成26年10月18日に福岡市東区千早で国際交流イベント「千早並木グローカルフェスティバル」を開催しました。アジア、アフリカをはじめ15ヵ国以上の学生が参加し、民族楽器の演奏や伝統料理の振る舞いなど、国際色豊かな催しを実施。これからもこの国際交流イベントを継続して、地域の活性化に貢献していきたいと思います。
今年もやります!みなさん来てください!
代表 金 建明さん
なでしこキッズスクール実行委員会
(福岡女子大学)
“地域の小学生の子育てを支援したい”。その思いから、なでしこキッズスクール実行委員会は月に一度の土曜日に、東区の小学校5・6年生22名を福岡女子大学に招いて一緒にサークル活動を体験してもらいました。牛乳パックでの葉書づくり、茶道部や民族衣装部などによる体験教室など、大学のサークル活動は小学生の新たな発見の場になりました。実行委員も企画力やコミュニケーション能力が身につき、自身の成長を感じています。
子どもたちの笑顔で、温かな気持ちになれた!
代表 仲野 舞さん
BAND
(九州大学)
九州大学伊都キャパンス近くにある古民家を改修した「がやがや門」を、学生約20名と地元の元岡商工会と連携して企画・運営しています。平日のお昼は「日替わりカフェ」として、カフェをやりたい地域のお母さんたちに提供しています。また、週に一回、学生主催の持ち寄り夕食会を開き、地域の人たちと学生がコミュニケーションを図れる機会を創出。現在も、地元の農家や商工会の人たちと学生たちを繋ぐスペースづくりに奮闘中です。
学生と地域の人たちの交流が楽しい!
代表 畑野 元征さん
FIWC九州
(九州大学/西南学院大学/福岡大学/福岡教育大学/福岡女子大学)
福岡県の大学の学生で運営する国際ボランティア団体です。世界中の問題に現地の人たちと共同して取り組み、世界中の人々の相互理解のきっかけづくりに努めています。その中でも2004年から続けているフィリピンキャンプでは、レイテ島にある村の道や橋、水道システムなどの村のインフラ整備に現地の人たちと一緒に取り組んでいます。この活動が村の自立と活性化を促す契機になることを目指しています。
フィリピンは第二の故郷です!
代表 大塚 康平さん