★現在の大学を志望した理由について
福岡大学はワンキャンパスの総合大学で、在籍する学生の数が非常に多いです。すべての学部の人たちが1つのキャンパスに集まっているので、さまざまなバックグラウンドを持った人たちに出会えることが魅力です。私は県外からの受験でしたので、当時の「センター試験」という入試制度を利用しました。今は共通テストという名称に変わりましたが、受験のために大学に行かなくても、地元でセンター試験を受けることで全国の大学に出願できる制度です。特に遠方の大学を志望する受験生にはありがたい制度だと思います。
福岡大学
江口 和宏さん
薬学部薬学科 5年
弘学館
習い事など[新聞部/陸上部/学習塾]
具体的にどんな勉強方法や受験対策を行いましたか?
現在の「共通テスト」を受けたことがないので、役に立たないかもしれませんが、まず数学は時間との勝負なので、単純な計算が意外と重要です。私は簡単な計算ドリルを毎日して、計算力を鍛えていました。単純計算は疎かにされがちですが、大学入試という試験では計算ミスは許されません。日々の積み重ねが大切だと思います。
受験勉強中に苦労したこと、工夫したことを教えてください。
基本的には自宅で受験勉強をしていました。人によっては学校や予備校で勉強した方がはかどる場合もあるかもしれませんが、私の場合は自宅学習が性格に合っていたように思います。監視する人がいないので誘惑に負けがちと言われますが、その分、時間配分も含めて勉強の計画を自由に立てられます。学校や予備校だと、自分にとって優先順位の低い授業も受けなければいけませんし、いっそのこと自宅で受験勉強をした方が合理的だと感じました。
受験対策として、おすすめの教材・グッズを教えてください。
「高校入試突破計算力トレーニング」という計算ドリルを毎日やっていました。また、大型本屋に行ってみるといろいろな参考書や問題集があるので、ときどき足を伸ばすと良いことがあるかもしれません。その他には、YouTube等の動画も刺激になりました。受験も受け身ではなく、行動力が重要です。ぜひ自分に合った教材や勉強方法を見つけてください。
あなたが思う合格の秘訣を教えてください。
現在は大学が数多くあり、入試形態も多様化しています。視野を広げて探してみれば、自分に合った大学はたくさんあると思います。「自分の能力を上げて大学に合格するという努力」も確かに重要ですが、発想の転換で「自分に合う大学を探す努力」と「自分の勉強スタイルに合った入試制度を探す努力」も重要だと思います。
入学してよかったこと、取り組みたいことを教えてください。
福岡大学は多数の学部があり、たくさんの学生が在籍しているので、入学前に思った通り、さまざまな人と出会う機会に恵まれました。また、多彩なイベントを開催しており、それに参加することで学生同士のコミュニケーションも深まり、多くの刺激や発見があります。私は福岡の出身ではないので、博多祇園山笠の伝統と歴史を学ぶイベント等にも参加しましたが、今自分が暮らしている街について詳しく知ることができ、大変有意義な体験でした。
受験生のみなさんへ応援メッセージをお願いします!
福岡大学には「共通テスト利用」のように、直接大学に行かずとも受験できる制度があります。受験シーズンの2~3月は移動やホテルの予約だけでも大変です。共通テストのような制度であれば、その心配がないので、遠方の受験生は特に共通テスト等の制度を利用して、福岡大学を受験してほしいと思います。合格を目指してがんばってください!